iPod touchに有償で、5つのアプリがインストールされる
今回のMac World Expoの中では、控えめな発表でしたが、うれしかったのが、iPod touchへのアプリケーションの追加。
追加されたのはメール、マップ、天気、メモ、株価の5種類。メモ以外のアプリケーションはすべてインターネット経由で利用するアプリケーションです。私は、iPotd touchを無線LAN経由で使うことはほとんどないので、あまりメリットはないかと思いましたが、購入することにしました。5つのアプリの中で、一番興味を引かれたのは、メールソフトで、gmailがそのまま使えるようにます。また、マップも単なるGoogleマップではなく、独自のインターフェースで使いやすくなっています。
残念だったのが、これら5つのソフトウェアのインストールに、2480円必要だということ。もちろん、1月16日以降に販売されたiPod touchははじめからインストールされています。2480円って、正直言って、高いと思います。以前のアップルなら、この程度のアップデートは無料でおこなっていたと思うのですが、この件に関しては、「Life is beautiful: MacWorld Expo: なぜiPod touchのアップグレードのみ有料なのか?」 を読んで合点がいきました。現在、アメリカの会計基準が厳しくなっていて、このようなアップデートを無料でおこなうと、ソフトウェアのメンテナンスに相当する部分の売上げを「不当に前倒しにして計上した」とSECから会計操作と見なされてしまうということらしいです。
iPod touchをWi-Fiでよく使っている人はマストバイでしょうね。ちなみに、私は、このインストールでようやくiPod touchをPDAとして使えるかな、と思っていたのですが。To Doリストがないので、PDAとしては、まだ役不足ですね。でも、iPhoneにもTo Doリストはないので、2月以降にSDKが公開されて、サードパーティが作ってくれるのを待たなければいけませんね。