サンフランシスコをRICOH GX100で撮る

最近は、出張のお供に持っていくカメラはRICOH GX100が多くなっている。もちろん、一眼レフのNikon D200を持っていきたいところなのだが、なにしろ荷物が重くなるし、気軽に持ち歩いて街をぶらぶらとするというわけにはいかない。というかわけで、なるべく軽くて小さな機材と言うことでGX100を選ぶのである。

こういってしまうとGX100ファンの人に怒られるかもしれないが、私はあまりGX100が好きではない。理由ははっきりしている。2つある。

ひとつは、レンズキャップが必要な点である。レンズキャップのせいで、撮りたいときに、さっと取り出して撮るというコンパクトカメラのもっともよい点がスポイルされている。しかも、結構厚みがあるので、ジーンズの尻ポケットに入れるというのはちょっと難しい。

もう一点は、ファインダーがないという点である。これに関しては、別売りのGX100専用のEVFファインダーをつければいいじゃないかと言われると思うが、私も、ずいぶん試してみたが、EVFファインダーがいまいちしっくりこない。しかも、EVFファインダーを付けっぱなしだと、絶対にポケットには入らなくなる。というわけで、私は普段はEVFファインダーを付けていない。

つまり、撮っていることが楽しいとなかなか思えないのが、私のGX100に対する率直な感想である。でも、驚くなかれ、撮れる写真はたいへん素晴らしく、その点では、大きな信頼を寄せている。撮った後、液晶画面で確認するといまいちかなと思うのだが、コンピュータに取り込んで開けてみると非常によく撮れていて、撮っている本人が驚くと言うことが少なくない。

では、このGX100で撮ったサンフランシスコの町並みを紹介する。

最近は、GX100を持っていてもほとんど広角側しか使わないので、レンズキャップが不要で、GX100より厚さが薄く、ポケットに入るGR Digitalをもう少し、持ち出してもいいのかもしれない。でも、時々、どうしても望遠が使いたくなるときもあるんだよな。

そういえば、RICOH GR DIGITAL IIが出たようですね。正統進化であり、今月末に発売されるNikon D300、1月初めに出ると信じている小型MacBook Pro、などなど、大きな出費が予想されるので、今回はパスしようと思っている。

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