2007.10.28

KOKUYO レーザーポインタ IC-GREEN for PC サシ-81の唯一の欠点

最近医局でプロジェクタを買ったら、KOKUYO プレゼンテーションマウス EAM-ULW2がプレゼントでついてきた。「レーザーポインター付きリモコン」紹介記事で、EAM-UW2を紹介していたのだが、実際に使ったことはなかったので、少し使ってみた。

第1印象で、すぐに、これはダメダメだと感じた。EAM-ULW2の最大の特徴は、ポインター操作でマウスポインターを動かすことが出来るという点なのだが、この操作感がかなり悪い。思ったところにマウスポインターを持っていくことができない。実用的とは言えないだろう。マウスポインターを動かす必要なケースはそれほど多いわけではない(せいぜい動画をスタートするときくらい)ので、その際はコンピュータ自身を操作した方がよいと思う。

では、マウスポインターを動かす機能を使わないとした場合どうか、ということになるが、それであれば、特に問題ないのだが、スイッチ類が多いのが煩わしい。まったく使ったことのない他の発表者に使ってもらうとなるとかなりとまどってしまうであろう。

ということで、やっぱり私のおすすめはIC-GREEN for PC サシ-81である。EAM-ULW2と比べることで、もう一度、IC-GREEN for PC サシ-81の良さをまとめてみる。

  • スイッチが、スライドを前へ進めるボタン、後ろに戻すボタン、レーザーをonにするボタンの3つだけで、はじめて使う人でもほとんど迷わず使える。
  • グリーンレーザーなので視認性が高い。
  • 適度な重さがあり、プレゼンテーションの時に使いやすい。

では、サシー81の欠点は何か?

  • レッドレーザーに比べると値段が高い。ただし、生協や他の店舗では3万円台の後半で販売されているが、amazonは非常に割り引き率が高く、2万7千円台で売っている
  • これはしばらく使うようになって気づいたのだが、グリーンレーザーであるせいで、電池の消耗が早い。これがほとんど唯一のサシ-81の欠点といってもいいだろう。1時間の講義だと3~5回程度で電池が消耗する。私も、何回かプレゼンテーション中に電池が消耗してしまい、困ったことがある。実は、そんな場合に備えて、ケースには、単5電池を2本入れるスペースが用意されているのである(下の写真参考)。予備電池をいれておくことで、最近はトラブルがなくなった。

ということで、現時点の最高機種がサシ-81であることは間違いないだろう。私の周りで手に入れた人もいたく喜んでいる。

「レーザーポインタ付きリモコン」のレビュー記事も参考にして下さい。

2007.10.27

那覇界隈

今回は、時間もないし、足もないので、国際通り周辺をGX100を持って散歩。桜坂から農連市場あたりのややディープなゾーンを撮影してみた。

2007.10.26

那覇のうまいもの

那覇に行けば是非食べたいものといえば、琉球料理乃山本彩香

前回の訪問から、1年ぶりの訪問だったが、残念ながら山本さんは、雑誌の撮影の準備のため、おやすみとのこと。「コヨーテ」という雑誌で連載を始めたらしい。料理の方は相変わらずおいしかった。いくつか写真で紹介する。

ブダイの刺身、長命草の香りがアクセントになっている。

ラフティー。

デザートの黒糖・タピオカ。ショウガの味がきいている。

やまけん出張食い倒れ日記」のやまけん氏が1週間前に訪問されているようだが、12品の内2品は私のメニューと違っていた。

さて、カフェで一番のお気に入りが、壷屋やちむん通りから路地を少し入ったところにある、「すーじ小」。国際通りの喧噪から離れ、本当に静か。大きな木に囲まれ、涼しい風がそよいでいる。時間によっては、お店の女の子が、店の外で三線を練習している。お目当てはぜんざいなのだが、ランチを食べると100円でミニぜんざいが付いてくるということで、焼きそばを食べてみたが、これがなかなかうまい。

あと、うまいタコスを見つけた。市場本通りをだいぶ奥に進み、サンライズなは通りを右に折れたところにあるスタンドのようなお店。お店の名前は失念してしまった。ここのタコスは皮がとても香ばしい。

前回紹介した、国際通りの炭火焼きという居酒屋はいまいちなお店になってしまっていた。お目当てだったパパイヤサラダもメニューから消えていたし。

2007.10.22

Mac OS X Leopardを購入するのはちょっと待ってみる

Apple Store(Japan) 私はアップルの出す新しいハードウェアには飛びつくが、新しいOSに飛びつくことは躊躇してしまう。

いよいよ、2年ぶりの新しいMac OS Xが10月26日に出る。Leopardというコードネームが付けられた新しいOSには、300を超える新しい機能が搭載され、この1年間プレビューという形で機能を紹介されていたのだから、発売日に並んでも、手に入れてインストールしたいのはやまやまなのだが、少し様子見をしようと思う。

それは、常用しているソフトウェアたちが何らかの不具合を起こす可能性が高いからである。可能性が高いのは、プリンタのドライバ(PSプリンタなので、印刷自体は問題ないだろうが、両面印刷不可能になる可能性が高い)、ATOKあたりであろうか。これらのLeopard向けアップデータが出るには通常数週間はかかる。現在使っているマシンはいずれも仕事に使用しており、しかも学会前で、できればトラブルを起こしたくない。どうしても待ちきれなかったら家のMacBookだけインストールしてみようかと思っている。

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2007.10.08

本の紹介「ライフサイエンス英語表現使い分け辞典

「ライフサイエンス英語表現使い分け辞典」

著者:河本 健、大武 博、出版社:羊土社(2007/10)、ASIN:4758108358、価格:¥ 6,825(税込) 【amazon.co.jp】【bk1】【目次

本書は、昨年出版された「ライフサイエンス英語類語使い分け辞典」に続くシリーズ第2弾である。前著は、生命科学分野の論文でよく用いられる重要単語を意味によって分類し、そこから文脈に最適なものを見つけることが出来るように工夫したものでああり、私も愛用している。本書は前著と独立したものだが、生命科学分野の論文執筆に重要な1300語の使い方に着目して詳しくまとめた活用辞典である。つまり、「ライフサイエンス英語類語使い分け辞典」は、日本語表現から英語へ、本書は、重要英単語から使い方やフレーズといった使い分けへ、という形であり、両方そろえると強力である。

「ライフサイエンス英語類語使い分け辞典」と本書に共通した特徴は、PubMed論文抄録3000万語における出現回数を提示することで、ライフサイエンスで、最も適切な使い方を示しているという点である。他動詞であれば、能動態で用いられることが多いのか受動態が多いのか、現在分詞が多いのかも知ることができる。例文が豊富に載っていて、かつ、それらはすべて、PubMed論文抄録から、すべてとられているというのもライフサイエンス研究者にはありがたい。

英語論文を書く際には必携の辞典と思うが、非常に詳しいゆえ、1100ページを越し、いわゆる辞書のような重さの本になっているので持ち歩くのは難しい。できれば、電子メディア版も作って頂ければと思う。


2007.10.04

顔チェキによると似ている芸能人は、、、

最近、顔チェキというサイトが話題になっている。携帯電話から、http://kaocheki.jpにアクセスし、自分の顔写真をメールで送ると、似ている芸能人を割り出すサービスである。沖電気が開発した顔認識エンジンというきちんとした技術を使っていらしい。

さっそく、やってみたら、

上田晋也59%
浜田雅功50%
陣内智則50%

ということだった。上田晋也に似ているって言われたことなかったなぁ。

2007.10.03

本の紹介「失われゆく鮨をもとめて」

「失われゆく鮨をもとめて」

著者:一志 治夫、出版社:新潮社(2006/11/29)、ASIN:4103031514、価格:¥ 1,470(税込) 【amazon.co.jp】【bk1

何年か前までは、肉、肉、肉、と肉のうまい店を探していたが、年を取ったのか、最近では、あまり、肉を食べたいと思わなくなってきた。少し、贅沢をしようと思うと、最近では鮨を食べることが多い。回転寿司を食べないわけではないが、握り手と客のあいだに緊張感のあるカウンターで食べるのが好きだ。結構、値が張る店に行っても、握り手がだれていたり、周りの客がだれていると、鮨の味はそれなりの味になってしまう。本当に、満足できるのは年に数回である。

今回書店で気になって手にした『失われゆく鮨をもとめて』を購入に至ったのは、前書きに、著者が高得点を与えた寿司屋の名前が列挙してあったというひどく下世話な理由である。ちなみに、著者が自分の鮨ノートに高得点をつけたのは、四谷「すし匠」、銀座「さわ田」、学芸大「富源」、銀座「鮨 水谷」、新橋「しみず」、神泉「小笹」、神泉「秋月」、人形町「き寿司」であった。もちろん、この本で取り上げる目黒の住宅街にある鮨屋も高得点を得ているのだが、名前は本書では伏せられている(Googleを使えば簡単に店の名前を知ることはできる)。

本書は、その目黒の鮨屋の親方、佐藤衛司とともに、食材を訪ねて利尻、鹿嶋、勝浦、能登、築地、伊豆、奥志摩を旅する本である。鮨をもう一段知るためには、とてもよい本である。この本を読んでから、鮨屋に行けばきっと楽しくなるであろう。


2007.10.02

で、iPod touchは実際にはどうなのか?1週間使ってみて

iPod touch 16GB MA627J/A を使い始めて1週間。私の場合、Macを母艦としていたので、Windowsな方々が直面したトラブル(現在は、解決されている)にも見舞われず、この1週間、iPod touchをメインのiPodとして使ってきた(iPod classicも買ったばかりなのにお休み)。店頭販売は今週末あたりからになるようだが、「iPod touchっていったいどうよ」と考えてみた。

PDAとしては使えない。

私は、当初、iPod touchをPDAとして使おうと考えていた。現在、私のスケジュールはすべてiCalで管理していて、iCalのデータを手元で編集するためのツールとして、Treo 700pを使っている。私自身にとってこれは究極とも言えるスタイルなのだが、Treo 700pではなく、アップルのデバイスでできれば、それはその方が楽しいし、うれしい。発表当初は、iPod touchのカレンダーは編集可能とアップルのサイトにも明記されていたが、「iPod touchが届いた」で書いたように、編集機能は削除されてしまった。こうなるとPDAとしては使えない。また、Palmのメモに相当するNotesというソフトはiPhoneにはインストールされているが、iPod touchにはついていない。どちらもソフトウェアアップデートで簡単に解決できる問題なので、是非、アップルに再考してもらいたい。

もし、将来アップルが考えを変えて、カレンダーの編集機能を付け、Notesを付ければPDAとして使えるわけだが、いかんせん、キーボードが使いにくい。あくまで、緊急避難的といった感じ。

デジタルミュージックプレイヤーとしてみた場合どうか?

ようするにアップルの意図はiPod touchはあくまでもiPodであり、iPhoneとはコンセプトが異なるということである。つまり、iPod touchはデジタルミュージックプレイヤーとして使え、というのがアップルのメッセージなのである。では、デジタルミュージックプレイヤーとしての実力はどうなのか?まず、ビデオの閲覧に関しては、画面の大きさ、美しさもあり、iPodシリーズの中でも最高のものだろう。一方、音楽の試聴に関してはどうか?iPod touchの売りの一つは新しく導入されたカバーフローである。カバーフローは、iPod touchのマルチタッチテクノロジーと組み合わさって、実に楽しい操作感であるが、カバーフローが入ったことにより、iPodの操作体系は非常に複雑になってしまっている。これまでのiPodの操作系は究極と言えるほどよくできていて、iPodを胸ポケットに入れたままで、思い通りに聴きたい曲を探し出せた。iPodなら1または2アクションでできることが、iPod touchだと4から5程度のアクションが必要になるといった具合である。

たとえば、音量を上げるためにどのくらいの操作が必要になるかというと、iPodの場合であれば、クリックホイールを回すだけだ。ロックされている場合は、ロックボタンをスライドしてロックを外すという操作も必要。それでも2アクションである。ポケットに入っていてもできる。

一方、iPod touchだと、「左上のボタンを押す(もしくは、ホームボタンを押す)」によって、画面をオンにする。次に、「画面上で指をスライドさせてロックを解除する」。この時点で垂直持ちであれば、「画面の下の方に音量調節バーが出ていて、音量を上げる」ことができる。以上3アクションである。もし、水平持ちだったりすると、画面には音量調節バーが出ないので、垂直持ちに切り替えて、音量調整バーを登場させて、音量を上げる。以上4アクションである。しかも、これらの操作はポケットに入ったままでは無理なので、画面を見ながらの操作となる。

一度音楽をかけ始めると、そのまま聞き続けるというのであれば、問題ないが、頻繁に曲を変えたりする人は結構イライラするかもしれない。

インターネットデバイスとしてはどうなのか?

メールはついていない。Safariを立ち上げて、Gmailでも使えばいいのだろうが、それなら携帯電話でやった方がよっぽどよい。Safariはこの大きさにしてはよくできていると思うが、実際問題、ネット環境がWi-Fiだけなので、結局は自宅か、無線LANのあるカフェでしか使えない。私自身ほとんど使うチャンスはない。アップルの意図としては、「スターバックスでWi-Fi経由でiTunes Music Store経由で曲を買う」ことに限定したインターネット環境なのだと思う。

以上、ややネガティブな意見を述べてきたが、さわっている分には楽しくて、おもちゃとしては最高である。全く新しい機種なので、今後の成長に期待する。できればアップデートという形で。

Apple Store(Japan)

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