休日に書店をめぐる

7月終わりに夏休みをとったあと、休日には毎週、地元の行事や研究会などが入り、一日も休むことは出来なかった。2ヶ月ぶりに、朝遅くまで眠り、のんびり出来た1日であった。昼頃には、書店をうろついたあと、ヨドバシカメラをうろつくという、私なりの休日のパターンを過ごすことが出来た。書店に行くとついつい本を買ってしまうのだが、今回は、「失われゆく鮨をもとめて」「昭和が遠くなって—本音を申せば」「iPhone fan book」「デジタルカメラマガジン10月号」を購入した。私は主に本を買うのはオンライン書店であるが、実際にぱらぱらと本をめくったり、書店員が付けた本の紹介を見ながら、書店を徘徊するということも楽しみにしている。今回は4冊ですんだが、ひどいときだと10冊くらいまとめ買いしてしまう。ヨドバシカメラでは、ぐっとこらえて、何も買わなかった。

昭和が遠くなって—本音を申せば」は小林 信彦氏が週刊文春で連載しているエッセイ「本音を申せば」の2006年の記事をまとめたものであるが、私は、彼のようなエッセイが書きたいと思って、日々、学ばせていただいている。これまで私の文章は基本的に「ですます調」(ときに、意図的に「である調」を混ぜていた)であったが、最近「である調」に統一するようにしている。それは、「ですます調」ではどうしてもリズム感が出せない、読者に媚びを売るような印象を与えてしまう、ということによる。まあ、「である調」もいつまで続くかわからないが。

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