iPod classic 80Gを買ってからというもの、手元にあるミュージックDVDを片っ端からiPodに転送して楽しんでいる。いままでは、ミュージックDVDから無理矢理、音楽だけを抜き出してiPodで聴いていたのだが、やはり画像があるのだから画像も楽しみたい。そんなわけで、自分のメモもかねて、ミュージックDVDをiPodで見るための方法をまとめておく。

HandBrake 0.9.0をダウンロードする。フリーウェアだが、とっても高機能なDVD to MPEG-4 リッパー/コンバータ。私も動画関係に関しては、あまり詳しくないのだが、とりあえず、iPod用の動画を作るだけなら手順は至極簡単。

1. 「Source」ボタンを押して、リッピングしたいDVDを選んでやる。自動的にチャプター構成などが読み込まれる。
2. エンコードの形式を右のドロワーから選ぶ。iPod用に「iPhone」「iPod High-Rez」「iPod Low-Rez」が用意されている。iPod classicの場合、「iPod High-Rez」（横幅640）「iPod Low-Rez」（横幅320）のどちらかを選ぶのだが、たくさん詰め込みすぎるとハードディスクが一杯になってしまうので、とりあえず、 「iPod Low-Rez」でエンコードしている（ファイルサイズは1/4までは小さくならないが、Low-RezはHigh-Rezの半分くらいになる）。自分的には十分満足。

ちなみに、エンコードというのはマシンの性能が直に反映されるので、なるべくCPU性能の高いマシンでおこなった方がよい。PowerBook G4 (1.25G）で１時間のDVDのエンコードをおこなうと6時間くらいかかるが、iMac 2.4Gでおこなうと１時間くらいで終わる。

なお、DVDからではなく、動画ファイル（.mov .mp4 .avi .dv .mpg .vob .3gp .asf .wmv .flv .m4vなど）をiPod用の.mp4ファイルに変換するにはQuick Time Pro（有料版）を使うか、フリーのiSquintを使うとよい。