2007.09.28

本の紹介「RICOH GX100 Perfect Guide」

「RICOH GX100 Perfect Guide」

著者:出版社:ソフトバンククリエイティブ(2007/09/28)、ASIN:4797343761、価格:¥ 1,680(税込) 【amazon.co.jp】【bk1】【目次

GX100はリコーの出している高級コンパクトデジタルカメラ。コアなファンがついている人気のデジタルカメラ。本書は、GX100を購入した手の人にはもちろん、ある程度、使いこなしている人にも役立つ情報が満載の1冊。私としては、GX100の愛用者が、マイセッティングをどのように設定しているのかがとても参考になった。

GX100に書いてあるロゴ「caplio」は不人気のようで、caplioのログをあえて消す人も多い。本書には、caplioのロゴを消すための、リコー銘機ロゴステッカー(GR1、XR、SINGLEXなど)が付録としてついている。しかも、このステッカーはリコーの許可を得ているというのだから、リコーという会社は懐が深い。こんなところも、GR digitalやGX100が、たくさんのファンがついている理由なのでしょう。

GX100を持っている人は、must buyの1冊。


2007.09.24

休日に書店をめぐる

7月終わりに夏休みをとったあと、休日には毎週、地元の行事や研究会などが入り、一日も休むことは出来なかった。2ヶ月ぶりに、朝遅くまで眠り、のんびり出来た1日であった。昼頃には、書店をうろついたあと、ヨドバシカメラをうろつくという、私なりの休日のパターンを過ごすことが出来た。書店に行くとついつい本を買ってしまうのだが、今回は、「失われゆく鮨をもとめて」「昭和が遠くなって—本音を申せば」「iPhone fan book」「デジタルカメラマガジン10月号」を購入した。私は主に本を買うのはオンライン書店であるが、実際にぱらぱらと本をめくったり、書店員が付けた本の紹介を見ながら、書店を徘徊するということも楽しみにしている。今回は4冊ですんだが、ひどいときだと10冊くらいまとめ買いしてしまう。ヨドバシカメラでは、ぐっとこらえて、何も買わなかった。

昭和が遠くなって—本音を申せば」は小林 信彦氏が週刊文春で連載しているエッセイ「本音を申せば」の2006年の記事をまとめたものであるが、私は、彼のようなエッセイが書きたいと思って、日々、学ばせていただいている。これまで私の文章は基本的に「ですます調」(ときに、意図的に「である調」を混ぜていた)であったが、最近「である調」に統一するようにしている。それは、「ですます調」ではどうしてもリズム感が出せない、読者に媚びを売るような印象を与えてしまう、ということによる。まあ、「である調」もいつまで続くかわからないが。

2007.09.23

iPod touchが届いた

アップルストアにiPod touch 16GB MA627J/A を注文した際には、9月28日までに発送しますとのことだったので、手にはいるのは10月に入ってからかなと思っていた。しかし、9月22日に発送メールが届き、23日の朝にヤマト便で届いた。パッケージはiPod classicとよく似ていて、とてもシンプル。

手に入れたら確認しようと思っていたことを、いくつか試してみる。

  • カレンダーはやっぱり、編集不可だった。編集に関連するボタンがすべて除かれている。
  • 一方、連絡先は編集、新規追加が可能になっている。となると、あえてカレンダーを編集不可にした理由がよくわからない。
  • 日本語入力は、POBOXを開発した増井氏が開発したとのことであるが、まだ、ちょっと使いにくい。
  • Safariは、MacのSafariのブックマークを取り込んでくれるので便利。
  • Macとつなぐコネクターがかなりきちきちで、壊してしまうのではないかと心配。

カレンダーが編集できて、Notesがついていれば、Treoから完全移行できるのだが、アップルの方針変更、サードパーティによるhackingに期待する。

【追記】

本日売り出されたiPod touchだが、Windowsユーザーには致命的な不具合があって、iPod touchが使えないそうだ。iPod touchは発売時ロックがかかっていて、初回の同期時にロックが外れるようになっているのだが、日本語Windowsとの同期ではロックが外れないという単純なバグのようである。対策としては、Macに接続してロックを解除するか、英語版Windowsでロックを解除するといいようである。ヨドバシカメラAkibaは、サービスでMacとの接続によるロック解除をおこなっていたが、アップルの要請で中止したようである。CNETの記事に対しても、記事訂正を要求したようだ。なんか、昔のアップルに戻ってしまったよう。

Apple Store(Japan)

2007.09.21

鹿児島

鹿児島は人が温かい。

鹿児島ラーメン「のぼる屋」もうまかった。

2007.09.19

本の紹介「パソコンで簡単! すぐできる生物統計」

「パソコンで簡単!すぐできる生物統計―統計学の考え方から統計ソフトSPSSの使い方まで」

Roland Ennos、打波 守、野地 澄晴、羊土社(2007/08)、価格:¥ 3,360(税込)、ASIN:4758107165 【amazon.co.jp】【bk1】【目次

統計学の「Statistical and Dta Handling Skills in Biology」第2版の翻訳であるが、翻訳とは思えないほど、読みやすく、紙面も工夫されている。「統計学と生物学との関連性を強調し、数式は最低限にして、簡潔に書くように努めた」という著者の意図通り、初心者(学部学生、修士学生)でも、すらすら読み進めることが出来ると思う。基礎から話を進めつつも、一定以上の複雑な計算はSPSSにまかせるという姿勢は現実的である。簡潔な例題(解答付き)が多く掲載されているのも理解を助けてくれる。SPSSで統計処理をおこないたいと思っている人が初めて手に取る本としておすすめの一冊。


関連の書籍は「研究者の書棚」>「統計関連書籍」をご覧下さい

2007.09.18

本の紹介「生物と無生物のあいだ」

「生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)」

福岡 伸一、講談社(2007/05/18)、価格:¥ 777(税込)、ASIN:4061498916 【amazon.co.jp】【bk1

本書を実際に購入するまでには長い時間がかかった。レビューでかなりの評判、それも、生物学を題材にとった書物としては例外的なくらいに売れているのを知っていたので、本屋によっては、何度も手に取り、パラパラとめくってみたが、なかなか購入には至らなかった。そもそも、わたくし、生物学を一般向けに書かれた本があまり好きではない。話を一般の人にも理解してもらうとなると、どうしても教科書のようになってしまう本が多いからである。

でも、平積みされているのを何回も見て、とうとう買ってしまった。

本書の構成は、ロックフェラー大学で活躍した野口英世、オズワルド・エイブリー、ワトソン、クリックのDNA二重らせんの発見に至る研究史、著者自身のGR2狩人としての研究史、それらが「生物と無生物を分けているものは何か」という命題に絡み合いながらストーリーが進んでいく。生物学者とは思えぬ、文章の上手さ、本当にひとつの推理小説のように物語が進んでいく。くどくど説明すると教科書のようになる生物学の知識は、適切な比喩を用いることで、飽きない程度に、適切に説明していることにも感心した。

科学者が読んでも、いやにならないという意味で珍しい一般向け科学書。


2007.09.17

KIRINJI PREMIUM LIVE 2007@日比谷野音

雨合羽が必要かな、と思っていたが、残暑の厳しい一日だった。昨年のDODECAGONツアーに引き続き、キリンジのライブに。

今回のライブは、京都磔磔での2ステージと、日比谷野音の1ステージの3ステージのみのツアー。アルバムが出た後ではないので、昔懐かしい曲と、7月から毎月出しているシングルなど、新旧バランスいいセットリスト。いつもは楽しいMCが少なめだったのは残念。カメラが回っていたので、DVDになるのかもしれない。

日比谷野音は初めてだったが、入り口手前にはたくさんの屋台が出ていて、会場内でもビールなどが売っていた。入り口で飲食禁止と書いてあったので遠慮したが、ビールを飲みながら聴いている人もちらほらいた。

セットリストは、おそらくこんな感じ。

  1. YOU AND ME
  2. Drive Me Crazy
  3. 汗染みは淡いブルース
  4. あの世で罰を受けるほど
  5. 雨は毛布のように
  6. クレイジーサマー
  7. ブラインドタッチの織姫
  8. Golden harvest
  9. グッデイ・グッバイ
  10. Ladybird icon
  11. ロープウェイから今日は
  12. 唐変木のためのガイダンス
  13. 冠水橋
  14. ブルーバード
  15. ジョナサン icon
  16. ロマンティック街道
  17. ムラサキ☆サンセット
  18. 今日も誰かの誕生日
  19. サイレンの歌
  20. (アンコール)エイリアンズ
  21. (アンコール)君のことだよ icon
  22. (アンコール)茜色したあの空は

曲間には虫の声が聞こえ、涼しい風がそよいでいた。暑かった夏が過ぎさったと実感できるライブだった。

2007.09.12

EAD(労働許可証)取得の体験談

たらさんから、EAD(J2の労働許可証)を取得したときの体験談をいただきましたので掲載します。

2007年9月にJ-2 holderの妻が労働許可書を取得しましたので、その体験談を報告します。

労働許可の申請料金が値上がりする直前に駆け込みで申し込みしました。郵送で申請して、40日ほどでEADカードが手元に届きました。
7月26日 申請書類を送付(フロリダ在住なのでTXにあるUSCISに送付)。
8月8日 申請書を受け取ったことを示す手紙が届く。
9月6日 有効期限が2年9ヶ月のEADカードが届く。

送付した書類は以下の通りです。
1. Form I-765 for Employment Authorization
2. 手数料$180のcheck (現在は$340になっているはずです)
3. 写真2枚
4. J-1とJ-2のI-94のコピー(表、裏の両方)
5. J-1とJ-2のパスポートのビザのページと顔写真の貼ってあるページのコピー
6. J-1とJ-2のDS-2019のコピー
7. J-2ビザ所持者の労働がJ1ビザ所持者の経済的サポートでないことを示した手紙

配偶者であることを証明する書類は同封しませんでした。これを後で要求されることもなかったです。写真は自分でデジカメで撮ったものをドラッグストアーでプリントアウトしてもらい、それを指定の大きさに切りそろえて用意しました。なお、発行されたEADカードの有効期限はDS-2019の有効期限と同じでした。

参考になった情報は、Florida State UniversityのInternational CenterのWebサイトでした。このサイトに手紙の例文があります。

関連の記事は 研究留学ガイド > J-2ビザ所持者の労働 をご覧下さい。

2007.09.08

iPod touchではカレンダーの編集ができない?

早速触った、iPod touch! 気になるポイントチェック!!」によると、

iCalと同期してiPod touchで予定を確認するための「カレンダー」。iPod touchでは新規入力ができないため、あくまでビューアーという位置づけだ。

これじゃ、Treoの代わりにPDAとして使うことができない。かなりショック。でも、アップルのサイトを見ると、

Safariでのネットサーフィン、YouTubeでの動画検索、iTunes Wi-Fi Music Storeでの音楽の検索、カレンダーイベントの入力、コンタクト情報の追加なども快適に操作できます。

で、編集可能のように読める。とりあえず、手元に届いてから考えよう。

あと、Treoのメモに相当するNotesというソフトはiPhoneにはついているが、iPod touchにはつかない模様。でも、これは「iPhone のソフトは iPod touch でも走る << maclalala 」を読むと、何とかなりそう。

Apple Store(Japan)

2007.09.07

iPod classicを手に入れた

スペシャルイベントでアナウンスのあったiPod classicを手に入れるため、さっそく当日の夕方、Apple Store Shibuyaを訪れてみるも、アナウンスのあった機種はまったく入荷しておらず、旧機種となったiPodやiPod nonoばかり。噂では、翌日には入荷するとのことだったが、店員さんから、はっきりした答えはもらえず。

そして本日。入荷したとの情報あり。ヨドバシカメラにも入荷しているということだったので、ポイントのつくヨドバシカメラで買うことにした。

ヨドバシカメラ新宿西口本店を訪れると、iPod classic、iPod nano、iPod shuffleが並んでおり、ここだけ人だかりがすごい。デザインを酷評されていたiPod nanoは、先代のすっきりしたデザインからすると、やはり違和感がある。でも、その小ささと、薄さは驚異的。デザイン的には、iPod shuffleのブルーがおすすめ。

iPod classicの160GBは情報通り、未入荷とのこと。でも、近いうちに入荷するらしい。店に来る前から、80GBのブラックにしようと決めていたので問題なし。現在の、iPod photoの使用量が20Gちょっとなので、動画を入れるにしても、さすがに160Gはいらないだろうし、iPod classic 160Gはだいぶ厚みがあるということなので、80Gでいいやと思っていた。さて、さっそく、ブラックとシルバーをいじってみたが、ブラックが思いのほか、デザインがよくない。第5世代のブラックをイメージしていたのだが、材質が変わり、つや消し黒みたいな感じになってしまった。となりのシルバーが予想外によく、だいぶ迷いが出てきた。店員さんに聞いてみると、ブラックは売り切れてしまったらしい(3台しか入荷せず、2台は予約に回ったらしい)。シルバーも入荷は10台未満らしいが、まだ在庫ありとのこと。ということで、シルバーに決まり。

さっそく家に帰って、iTunesと同期させてみた。

店頭でさわったときには、Cover flowの動きがiPod nanoに比べてぎくしゃくしているような印象だったが、気にならない程度だった(内蔵されているハードディスクドライブに2種類あるという噂もあるようだが、、、) 。インターフェースはかなり印象が変わった。画面の半分で、アルバムのジャケットがKen Burns effectで動いているのである。

Cover flowは確かにおしゃれな感じだが、シャッフルかプレイリストで聞くことが多いので、あまり使わないかもしれない。プレイリストやシャッフルで聞くときにもCover flowで表示してくれればいいのに。

動画表示できるiPodは初めてだが、とりあえず、お気に入りのTomita Lab Concertを入れてみた。やはり、音だけ聞いているより断然いい。

Apple Store(Japan)  Apple Store(Japan)

2007.09.06

iPod touchとiPod classic

待ちに待ったスペシャルイベント。予想通り、iPhoneの電話なしバージョンがiPod touchとして登場した。私の予想では、このiPod touchにHDが積まれて、iPodの後継機になるのだと思っていたのだが、iPod touchはフラッシュメモリーが積まれて、最高16G。HDDベースのiPodの後継機は別にiPod classicとして用意された。

ということで、私の購入計画は変更となり、2台買わなければならないことに。

iPod classicは現在の第3世代iPodの代わりに、今日リテールストアで購入する予定。

iPod touchの方は、16Gでは私のiTunesライブラリーを同期できないので、音楽は入れずに、Treoの代わりにPDAとして購入する予定。というか、夜中の4時だというのに、さっそく電話で予約した(webのアップルストアはつながらず、今日だけは24時間でアップルコールセンターが開いているというので)。今月中に手元に届くという。楽しみ。

Apple Store(Japan)

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