Fonogenicoというユニットが気に入っています。
Fonogenicoに出会ったのは、iTunes Storeをうろうろとしていたときでした。
Vocalの高山奈帆子さんが作詞を担当し、電子ピアノを担当する川口潤さんが作曲を担当するという2人のユニットです。ユニット名の“Fonogenico”とは[録音に適した]というイタリア語の形容詞で「人々の心に届く音楽を演奏したい…」という、二人の強い願いが込められているそうです。ミニアルバム1枚、シングル3枚出したばかりのメジャーデビュー1年目のユニットです。
1stシングルの「Reason 」、2ndシングルの「リズム」や、fonogenicoという名前の響きやPVの作り方を見ても、ジャズテイストの入ったおしゃれなユニットという売り方をレコード会社がしているのがよくわかります。確かにこれらの曲もいいのですが、実はFonogenicoの真骨頂は、3rdシングル「オレンジの砂 」(実は、この曲がFonogenicoで初めて作った曲で、オーディションの特別賞を受賞しデビューのっきかけになった曲)や、沿線のあじさいがきれいな井の頭線の風景を歌った「6月の絵画 」、5年前に大阪から東京に出てきた頃の故郷への思いを歌った「遠い街 」といったミディアムスローなナチュラルな唄にあると思っています。
たまたま、表参道で開かれたライブで生の二人に接することが出来、そのゆるーい感じのMCからも、ゆるめの曲の方が彼女彼ららしさがでるのではないかと思っています。ライブは、3つのユニットが出演するということで、あまりたくさんの曲は演奏しないのではないかと思っていましたが、「lovers 」「オレンジの砂 」「6月の絵画 」「遠い街 」「Reason 」「リズム」「Shalala 」「ねがいこと 」と持ち歌のほとんどを演奏してくれました。フルバンドであったこともあり、とても満喫いたしました。さらに、ステージ後にはFonogenicoがCD販売の売り子になって、サインや握手までしてくれるというので、すでにiTune Storeで買って持っているにもかかわらず、CDを買ってしまいました。
Fonogenicoには、ほどほどに売れて、息長く活動を続けて欲しいなと思います。興味のある方はiTunes Storeで試聴するか、Fonogenicoの オフィシャルサイトのdiscographyのページで試聴してみてください。
ちなみに、このライブ、Fonogenico、タイナカサチ、JiLL-Decoy associationの3組だったのですが、まったく聴いたこともなかった、JiLL-Decoy associationのライブを見て衝撃を受けました。その話はまた後で。
「ねがいごと」
Fonogenico、高山奈帆子、川口潤、BMG JAPAN(2007/02/07)、価格:¥ 1,890(税込)、ASIN:B000LAZGFI
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1st Mini album 。
「Reason」
Fonogenico、高山奈帆子、下野人司、松任谷由実、片岡大志、川口潤、BMG JAPAN(2006/05/31)、価格:¥ 1,260(税込)、ASIN:B000F7BFPC
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1st シングル。
「リズム」
Fonogenico、高山奈帆子、川口潤、BMG JAPAN(2006/07/19)、価格:¥ 1,260(税込)、ASIN:B000FI8TGO
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2ndシングル。
「オレンジの砂」
Fonogenico、高山奈帆子、河野伸、加藤テク、ソラヤ、BMG JAPAN(2007/05/23)、価格:¥ 1,260(税込)、ASIN:B000OXEOD2
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3rdシングル。