映画「ブラック・ダリア」
フラッと一人で映画を見に行くとき、私が参考にするのが、週刊文春のシネマチャ-ト。5人の映画評論家(品田雄吉、中野翠、芝山幹郎、斎藤綾子、おすぎ)が星5つで採点しているのですが、おすぎの評価は他の4人と正反対になることが多い。そこで、私なりに、
- 5人とも評価が低い:見る必要がない
- おすぎだけ評価が高く、他の4人は低い:よほどのことがない限り見に行かない
- おすぎだけ評価が低く、他の4人は高い:「いい映画」と思われ、興味があれば見に行く。
- 全員の評価が高い(めったにない):must see
と受け取っています。おすぎを含め全員の評価が高かった「ブラック・ダリア」が気になっていたので、見に行ってきました。
実際にあった未解決事件をヒントに書かれたジェイムズ・エルロイの原作「ブラック・ダリア」をブライアン・デ・パルマ監督が映画化した作品。登場人物が多く、やや難解な映画で、ミステリーとしてのストーリーの出来はそれほどなのかもしれませんが、戦後のLAの退廃的なムードが映像に表れていて、映画としてはよくできていると思いました。スカーレット・ヨハンソンが美しかったです。
原作や、真相に迫る本「ブラック・ダリアの真実」もおもしろそうなので、こちらも読んでみようかと思っています。
「ブラック・ダリアの真実 上」
著者:スティーヴ・ホデル著 / 東 理夫訳、税込価格:¥882、出版:早川書房、ISBN:4150503141、発行年月:2006.8【bk1】【amazon.co.jp】
「ブラック・ダリアの真実 下」
著者:スティーヴ・ホデル著 / 東 理夫訳、税込価格:¥882、出版:早川書房、ISBN:415050315X、発行年月:2006.8【bk1】【amazon.co.jp】