映画「ブラック・ダリア」

フラッと一人で映画を見に行くとき、私が参考にするのが、週刊文春のシネマチャ-ト。5人の映画評論家(品田雄吉、中野翠、芝山幹郎、斎藤綾子、おすぎ)が星5つで採点しているのですが、おすぎの評価は他の4人と正反対になることが多い。そこで、私なりに、

  • 5人とも評価が低い:見る必要がない
  • おすぎだけ評価が高く、他の4人は低い:よほどのことがない限り見に行かない
  • おすぎだけ評価が低く、他の4人は高い:「いい映画」と思われ、興味があれば見に行く。
  • 全員の評価が高い(めったにない):must see

と受け取っています。おすぎを含め全員の評価が高かった「ブラック・ダリア」が気になっていたので、見に行ってきました。

実際にあった未解決事件をヒントに書かれたジェイムズ・エルロイの原作「ブラック・ダリア」をブライアン・デ・パルマ監督が映画化した作品。登場人物が多く、やや難解な映画で、ミステリーとしてのストーリーの出来はそれほどなのかもしれませんが、戦後のLAの退廃的なムードが映像に表れていて、映画としてはよくできていると思いました。スカーレット・ヨハンソンが美しかったです。

原作や、真相に迫る本「ブラック・ダリアの真実」もおもしろそうなので、こちらも読んでみようかと思っています。

 

「ブラック・ダリア」

著者:ジェイムズ・エルロイ著 / 吉野 美恵子訳、税込価格:¥770、出版:文芸春秋、ISBN:4167254042、発行年月:1994.3【bk1】【amazon.co.jp

 


「ブラック・ダリアの真実 上」

著者:スティーヴ・ホデル著 / 東 理夫訳、税込価格:¥882、出版:早川書房、ISBN:4150503141、発行年月:2006.8【bk1】【amazon.co.jp

 


「ブラック・ダリアの真実 下」

著者:スティーヴ・ホデル著 / 東 理夫訳、税込価格:¥882、出版:早川書房、ISBN:415050315X、発行年月:2006.8【bk1】【amazon.co.jp

 


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