プレゼンテーションをスマートに始めるための方法

プレゼンテーションを始めるときには、コンピュータがプロジェクターに接続され、コンピュータ画面がスクリーンに映し出されたのを確認して、プレゼンテーションファイルをダブルクリックし、スライドショーを開始することになります。その間、自分のコンピュータのデスクトップが公衆の面前に大写しになりますが、これはあまり気分のいいものではありません。前の演者に引き続いてプレゼンテーションするような場合には、このような事態は避けようがないのですが、自分一人のプレゼンテーションや、休み時間あけの1番目の演者であれば、もっとスマートにプレゼンテーションを始めることができます。

プレゼンテーションの始まる前に、コンピュータを接続し、プレゼンテーションファイルを開き、スライドショーを開始しておきます。この状態で1枚目のスライドが映し出されることになり、この状態でスタンバイしておいてもいいのですが、よりスマートなのは、この状態で、BボタンまたはWボタンを押します。Bボタンを押すと画面がブラックアウトし、Wボタンを押すとホワイトアウトします。そして、演壇に立って、クリックをすると、一瞬で1枚目のスライドが映され、スマートにプレゼンテーションを始めることができます。特に、1枚目にインパクトのある1枚を持ってきたいという場合には、この方法はとても有効です。

また、プレゼンテーションの途中で質疑応答が挟まるような場合も、同様な方法で画面をブラックアウト(ホワイトアウト)させることができます。

PowerPointのスライドショー再生時に使えるショートカットキーの主だったものは覚えていると便利です。

次のアニメーションを実行、または次のスライドに進む N、return、page down、→、↓、enter、またはスペース バー (またはマウスをクリック)
前のアニメーションまたは前のスライドに戻る P、page up、←、↑、または delete
黒い画面を表示、または黒い画面からスライド ショーに戻る (カットイン/カットアウト) B または . (ピリオド)
白い画面を表示、または白い画面からスライド ショーに戻る (カットイン/カットアウト) W または , (カンマ)
スライド番号を入力して return を押す 指定した番号のスライドを表示
スライド ショーを終了 esc、z + . (ピリオド)、または - (ハイフン)

Keynoteの場合も小さな差異はありますが、PowerPointのものとだいたい同じショートカットが用意されています。

スライドショーを再生する Option+コマンド+P、またはツールバーの「再生」ボタンをクリック
スライドショーを最初から再生する Option+ツールバーの「再生」ボタンをクリック
次のビルドに進む クリック、N、スペースバー、Return、Page Down、→、↓、Shift+→*
前のビルドに戻る Shift+←*、Shift+Page Up*、または [(左かっこ)
次のスライドに移動する Shift+↓*、Shift+Page Down*、または ](右かっこ)
前のスライドに戻る P、Delete、Page Up、←、↑、または Shift+↑*
プレゼンテーションを一時停止して黒い画面を表示する B(再開するには任意のキーを押す)
プレゼンテーションを一時停止して白い画面を表示する W
スライドスイッチャーで特定のスライドに移動する スライド番号を入力
プレゼンテーションを終了する Esc、Q、またはコマンド+.(ピリオド)、または .(ピリオド)

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