札幌総領事館でのビザ取得の体験談
札幌総領事館でのビザ取得の体験談をasumiさんからいただきましたので紹介します。札幌路総領事館の手続きは、東京、大阪と異なる点が多く、参考になると思います。
2006年の夏よりアメリカの大学でポスドク勤務を予定。米国領事館(札幌)でJ1-VISA取得の面接を行った体験談をご報告します。
手続きスタートは、5月中旬に現ボスの了解を経て新ボスへ連絡し、DS-2019の発行手続き開始。郵送手続きのトラブルで若干遅れたものの、DS-2019は7月初旬に到着。DS-2019は書式に幸い記述ミスも無く、7月末に札幌のアメリカ領事館での面接を行い、4日ほどでVISAが届きました。
DS-2019については、新ボス及び事務方との連絡が密であったため、かなり短時間で取得できました。周囲の経験者談によると、DS-2019取得にはもっと長時間かかり、多くのVISA遅延トラブルの原因であると聞いてます。
札幌での面接手続きについて気になったのが2点ありました。一つは面接申し込み可能日の枠の少ない点です。6月から10月までの申し込み可能日を調べてみたところ、月当たり連続して2日分が現在の枠のようです。私は、渡航計画上時間的に差し迫っており、書類不備などのトラブル時は、東京面接も考えました。もう一つは面接前に複数の書類を郵送する必要がある点です。私は同時期に国際学会への参加を計画していましたが、パスポートも事前郵送書類に含まれるため、手続き時期の制限となりました。また、郵送前にDS-2019の複写を怠ったため、VISA以外の手続きにも影響しました。
面接について
10:30に面接を予約、10:05程に領事館を訪ねました。空港でみられる手荷物検査をうけ入館し、待合室で呼び出しを待ちました。時間になると呼び出され、8人ほどが待ち合う小さな面接場で待機しました。面接場は、手続きを行う女性の事務員と、男性の面接官が受け持ち、順次面接を進めていました。面接内容は、現在の職業、渡航目的、帰国後の生活などを中心に質問が行われていました。私の面接では、直前の申請者の方への面接が長引き、申請書類の中身を口頭で確認するだけの比較的簡単なもので数分で終了しました。
以下提出書類について
面接前郵送書類
- パスポート (記載されている滞在国はスウェーデンとアメリカ)
- DS-156 (web上で作成、禁則文字種が多くエラーに次ぐエラー、プリントアウトし写真を糊付けで添付)
- DS-157 (web上のPDFファイルをIllustraterで加工、プリントアウト)
- DS-158 (web上のPDFファイルをIllustraterで加工、プリントアウト)
- DS-2019 (勤務先大学から発行)
- I-901 SEVIS費確認書 (WEB上で決済を確認したページをプリントアウト)
- 英文成績証明書 (出身大学より博士課程成績証明書を発行)
- 財政証明書 (郵貯と銀行分)
- クリアファイル
面接時提出書類
- 面接予約通知 (e-mailでPDF形式で送られてきたものをプリントアウト。私の予約中に規定変更され、現在、面接予約通知は面接前郵送書類に)
- 古いパスポート
- EX-PACK
多くの方から寄せられているビザ取得の体験談はビザ取得情報データベースを、ビザ取得の基礎知識についてはJビザの取得(基本編)をご覧ください。