ATOK 2006 for Mac

PowerBook G4を1台使っていますが、あとの2台はMacBook ProとIntel Mac miniなので、Intel Macを使う時間がだいぶ長くなってきました。

Intel Macを購入して、 一番困ったのが、ATOKが使えなくなったことでした。ジャストシステムは悠長にも、当初2006年年末を目指してユニバーサルバイナリー版を開発しているというアナウンスを出して、ATOKユーザである私は途方に暮れかかりましたが、そんなとき、すばやい動きを見せたのが、エルゴシステム。Intel Mac発売と同時に、 EG-BridgeをIntel Macに対応させ、さらに1ヶ月うちに、egbridge Universalを発売しました。egbridge Universalは単にIntel Macに対応させただけでなく、ホイールブリッジやユニバーサルパレットというアイデアたっぷりな新機能を追加した意欲的なソフトウェアです。私も、ATOK なきあと、egbridge universalをATOK風のキーバインドに設定して使ってきました。

かなりのATOKユーザがegbridge Universalに流れたと思われますが、この状況にあせったのがジャストシステム。当初は2006年年末を目指してATOKをのユニバーサルバイナリー版を開発していたものの、大幅に前倒しして7月発売を決めました。さらに、5月からはベータテスターを募集して、コアなユーザーにベーター版を使用してもらうという作戦をとりました。しかも、ベータテスターの全員の名前を「製品開発ご協力者リスト」として公開するというサービスぶり。私もベータテスターとして協力させて頂きました。

さて、そのATOK2006 for Macの使い心地ですが、ひとことでいえば「母なる大地に戻ってきた」ということになるでしょうか。egbridge Universalは早々にIntel Macに対応してくれて感謝しているのですが、FEPのコア機能である変換効率があまりよくないというのが私の感想でした。文章をタイプしていても、適切な漢字に変換されていないことがよくあり、何回も変換し直すという作業が多く、イライラさせられることが多かったのです。これは、辞書が鍛えられていないという側面もあるのですが、egbridgeの変換効率自体がATOKより悪いというのが私の印象です。

さて、今回新規にATOKをインストールしたのですが、びしっと変換が決まる快感がここちよく、ストレスフリーな状態に戻れました。約半年間のATOK不在時代を支えてくれたエルゴソフトに感謝しつつ、ATOKユーザーに戻りました。

 

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