Endnoteに医中誌Webデータを取り込む方法
Endnoteはversion 8からユニコード対応になりましたが、この変更によって、医中誌Webなどの日本語のデータベースからの読み込みがうまくいかないという状況になっていました。
このたび、ユサコが登録ユーザー専用ページで医中誌WebのImport Filterを配布を始めました。これによって、Endnote 8と9で医中誌Webのデータを読み込むことができるようになりました。詳しい方法はユサコのサイトにありますが、少しコツが必要なので方法を紹介します。ここでの説明はEndnote 8 Mac版を用いています。
1. 医中誌Webから文献データの出力形式を 「Refer/BibIX形式」 と指定してダウンロードする。
2. ダウンロードしたテキストファイルをBOM付きのUTF-8形式のファイルに変換する。たとえば、Jeditであれば、Preferenceにおいて、「UTF-8書類は先頭にBOMを付加して保存する」にチェックを入れた後に、UTF-8形式で別名保存します。
3. ユーザー専用ページより、医中誌Web用のImport Filter をダウンロードして入手し、アプリケーション/EndNote 8/Filtersにおく。
4. Import FilterにIchu_Ref.enfを指定してImportする。
5. 以上で読み込みが完成。
なお、JDreamおよびJDreamIIのFilterも配布しており、JDreamおよびJDreamIIのデータの読み込みも可能になっています。その方法はユサコのサイトをご覧になって下さい。
関連情報は「電子リソース、文献管理」をご覧下さい。