業績リストの作り方 ウェブ公開用

最近は、研究室のウェブサイトなどに業績リストを載せることも多くなっています。その際に、PubmedのAbstractのリンクをつけると便利です。こんな感じですね。

1. Monkawa T, Pippin J, Yo Y, Kopp JB, Alpers CE, Shankland SJ. The cyclin-dependent kinase inhibitor p21 limits murine mesangial proliferative glomerulonephritis. Nephron Exp Nephrol 2006;102(1):e8-18. [PubMed]

このような業績リストの作り方を紹介します。

方法1:Endnoteを使う方法

Endnoteをお持ちの場合は以下のようにします。

手順1:自分の発表した論文を集めたライブラリを作成します。このとき、かならず論文情報はPubMed(NLM)から探し出します。PubMedから論文情報を取得すると自動的にPubmedのURLが含まれています。

手順2:ReferenceにPubMedのURLが含まれるようにVancouverスタイルを修正します。具体的には、BibliographyのTemlatesのJournal Articleを

Author. Title. Journal Year|;Volume|(Issue)|:Pages|. [<a href="URL">Pubmed</a>]</p>

とし、BibliographyのLayoutのStart each reference with:を、

<p>Bibliography Number.

とします。なお、私が作ったものがあるので、よければ使って下さい。

VancouverURLをダウンロード

手順3.メニューから「File」>「Export...」を選び、書き出すファイルの名前を○○○.htmlとします。

このファイルの先頭に

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN"
"http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
<title>業績リスト</title>
</head>
<body>
<h1>業績リスト</h1>

後ろに

</body>
</html>

をつけると、ウェブ公開用の業績リストが完成です。

完成版はこんな感じです。

 

方法2:PubListMakerを使う方法

Endnoteをお持ちでない方は、PubList Makerを使うのが便利です。Pubmedのリンク付きのスタイルを選んで、1つずつ貼り付けることになります。

アーカイブ

過去ログ一覧