St. Louis
アメリカ腎臓学会に参加するため10月28日から11月1日までセントルイスを訪れました。
セントルイスといえば、ワシントンマニュアルで有名なWashington Universityがある街。私が留学していたUniversity of Washingtonはよく間違えられましたが、病院のレベルも研究のレベルもセントルイスのWashingotn Universityの方が上です。
今回の学会はダウンタウンにあるConvention Centerでおこなわれたのですが、正直言ってダウンタウンはさびれて、廃墟のようになっていました。Convention Center隣にあるショッピングモールも1/4程度しかテナントが埋まっておらず、エスカレーターもまともに動いていないような状況。
メーリングリストでセントルイスの方々に聞いてみたところによると、ダウンタウンはかつて街の中心であったが、現在は多くの人は郊外に住んでいて、ダウンタウン自体の治安もよくないとのこと。うまくスポーツの開催が当たればよかったのですが、カージナルスは前日に負けて、ワールドシリーズは終わってしまい、ラムズの試合もありませんでした。ダウンタウンの唯一の観光スポットがアーチです。遠くから見るよりも巨大な建造物で、中をトラムが走っていて、最上階まで上れるとは思いませんでした。
買い物をする場所や、食事をする場所を探すのにもだいぶ苦労しましたが、Union Stationという以前は巨大な駅だった場所をショッピングモールに改造した場所があり、そこそこにお店やレストランが集まっていました。
学会で街を訪れたときには、その街にある大学の医学部のブックストアに行くというのをいつも楽しみにしているのですが、今回訪れたWashington Universityのブックストアは品揃えがあまりよくなく、残念でした。
今回の飛行機事情ですが、2004年9月から、ビザ免除でアメリカに入国される方も、指紋と写真を撮られるようになりました(US-VISIT)。入国審査のブースで取られるのですが、1分もかからずに終えることができ、それほど、混雑の要因にはなっていませんでした。セキュリティチェックに関してもだいぶ慣れてきたのか、思ったような混雑はありませんでした。