そうだ!と思って、京都に行ってきました
紅葉時期の京都を訪れてみたいというのは、長い間の夢でしたが、日曜日しか休みが取れない状態では、いつまでたってもその夢は叶えられそうにありませんでした。ここは、強行日程で思いを叶えるしかありません。
旅に出られるためには、京都の紅葉が見頃になっていること、天気が悪くないこと、土曜日の仕事が夕方までに終わること、この3つの条件がすべて揃っていなければいけません。京都の紅葉の状態は
- 京都新聞紅葉だより
- 京都観光タクシー京都の紅葉データベース(これは役立ちました)
- 京都府観光情報
などでチェックをして、作戦決行の日を11月20、21日に決めました。しかし、大変だったのが、宿探し。前日にこのピークの時期の宿を見つけることは非常に難しく、50箇所くらい電話をしても見つからなかったものの、最後になんとか1つ宿を抑えることができました。たまたまそこは京都でよく使うホテルでメンバーになっていたのが効いたのかもしれません。
土曜日の仕事を終えて、新幹線に飛び乗り、なんとか、ライトアップの終わる前に京都にたどり着きました。
今回の一人旅の目的は、京都の紅葉撮影。万全の準備をしたつもりが、いろいろ部品が足りなかったり。最大の誤算が、ほとんどの寺社が境内での三脚の使用を禁止していたこと。ライトアップの写真はかなり期待をしていたのですが、さすがに三脚なしではまともな写真はとれません。永観堂は人が多すぎ、南禅寺の天授庵は、ライトアップを始めたばかりなのかあまり知られていないようで人も少なくよかったです。
ピーク時の京都観光は早起きが勝負。
というわけで、翌朝は、朝6:30にホテルを出発。短期勝負で回るには、電車・バスでは厳しい。ちょっとお金がかかりますが、午前中は観光タクシーで効率よく回ってもらうことにしました。吟松寺(三脚可)、貴船神社(三脚可)、実相院、蓮花寺、赤山禅院(三脚可)、真如堂(三脚可)、神護寺(三脚可)とかなり広範囲を回ってもらいました。三脚が使えるという希望もくんでくれましたし、穴場を知っている運転手さんで、超穴場の吟松寺、床に紅葉が写る実相院はすばらしかったです。
午後は嵯峨野から嵐山をそぞろ歩き。今回のもっともフォトジェニックな場所は、嵯峨野の平野屋さんの前の紅葉でした(昨日の写真の下の3枚)。カメラ小僧がたくさん黒塗りのハイヤーにカメラを向けていたので、芸能人でも乗っているのかと思ったら、ハイヤーのボンネットに写り込む紅葉を撮影しているのでした(右下)。
今回は、食べ物はあまりこだわらなかったのですが、私なりの京都の定番である、ニシンそば、湯豆腐を食しました。
こんな時期に行くのですから、人が多いのは我慢しなければならないのですが、帰りの新幹線の切符を取ろうとしたら1時間以上先まで指定席が取れないのには参りました。充実しきった24時間で、ちょっと1時間は待てない状態だったので、贅沢してグリーン車で帰宅して参りました。