実験動物取り扱いについての書籍
マウスの扱い方や、解剖、採血の仕方、私の分野でいえば血圧の取り方などは、あまりに当たり前すぎて、こういったことを扱っている書籍も少なく、研究室の上司から秘伝の方法として代々研究室内で引き継がれているというのが現状ではないでしょうか。しかし、他の研究室の人と話をしてみると、ずいぶん違う方法でやっていたりして驚くこともしばしばです。
実験動物の基本的な取り扱い方をまとめた本は少なく、たいてい数年で絶版になって手に入らなくなるので、見つけたら買っておいて損はないと思います。
「実験動物の技術と応用 入門編」
著者:日本実験動物協会編、税込価格:¥ 5,775(本体:¥ 5,500)、出版:アドスリー、ISBN:4900659444、発行年月:2004.05【bk1】【amazon.co.jp】【目次】
齧歯類のみならず、中型動物の取り扱いにまで言及している書物は少ないです。
「実験動物の技術と応用 実践編」
著者:日本実験動物協会編、税込価格:¥ 10,290(本体:¥ 9,800)、出版:アドスリー、ISBN:4900659452、発行年月:2004.06【bk1】【amazon.co.jp】【目次】
齧歯類のみならず、中型動物の取り扱いにまで言及している書物は少ないです。
「基礎と臨床のための動物の心電図・心エコー・血圧・病理学検査」
著者:菅野茂編・局博一編・中田義礼編、税込価格:¥ 5,250(本体:¥ 5,000)、出版:アドスリー、ISBN:490065938X、発行年月:2003.04【bk1】【amazon.co.jp】【目次】
主要な動物種(マウス、ラット、ウサギ、イヌ、サル)を中心にして、それらの循環機能検査法に関する基礎的な考え方と技術を具体的に記述。
「マウスラボマニュアル 第2版」
著者:東京都臨床医学総合研究所実験動物研究部門編、税込価格:¥ 8,400(本体:¥ 8,000)、出版:シュプリンガー・フェアラーク東京、ISBN:4431710124、発行年月:2003.05【bk1】【amazon.co.jp】【目次】
基礎技術よりも、遺伝子操作マウスなど新しめの技術についての記述が多いようです。
「マウス解剖イラストレイテッド」
著者:野村慎太郎著、税込価格:¥ 3,675(本体:¥ 3,500)、出版:秀潤社、ISBN:4879622494、発行年月:2002.05【bk1】【amazon.co.jp】【目次】
はさみの入れ方から臓器の取り出し方まで、動画付きで初心者向きの本です。
「マウスの断面解剖アトラス 改訂版」
著者:岩城隆昌共著・山下広共著・早川敏之共著、税込価格:¥ 15,750(本体:¥ 15,000)、出版:アドスリー、ISBN:4900659584、発行年月:2002.12【bk1】【amazon.co.jp】【目次】
ひたすらマウスの解剖図をのせるというアトラスです。自分が専門でない臓器を取り出す際にはこの手の本は非常に役立ちます。
「実験動物の断面解剖アトラス ラット編」
著者:早川敏之〔ほか〕著、税込価格:¥ 21,000(本体:¥ 20,000)、出版:チクサン出版社、ISBN:4885006295、発行年月:1997.12【bk1】【amazon.co.jp】【目次】