ロジクールCordless presenterをMacで使う(1)
10人前後を対象にプレゼンテーションを行う機会が多いのですが、そんなときは、自分でコンピュータを操作しながら、レーザーポインタを使うというかなりまぬけな状態になります。最近では、Apple Wireless Mouseを使えばBluetooth経由でコントロールできるので、左手にMouse、右手にレーザーポインタというスタイルになっていますが、やはり、クールではない。
実は、ロジクールのCordless presenter(BM-1000)【amazon.co.jp】というレーザポインタが内蔵されたBluetoothリモコンが発売当時の2年前からすごく気になっていたものの、対応OSはWindow 98/ME/2000/XPとなっていて、はっきりとMac OSは動作保証外となっていましたので、いつかMac OSが対応するから、そのときになったら買おうと思っていたのでした。でも、いつになってもMac OSへの対応は行われず、ある時、ふとウェブ上で、Macでも大丈夫というのを見ていきおいで、購入してみました。
Cordless presenterには、マウスモードとプレゼンテーションモードがあり、マウスモードではワイヤレスの2ボタンプラススクロール付きの光学式のマウスとして使えます。プレゼンテーションモードでは、レーザーポインター付きのリモコンとして使えます(左ボタンで次のスライド、右のボタンで前のスライドに戻る)。ワイヤレスはBluetoothにより実現していますが、USB接続のBluetoothレシーバーがついているので、Bluetoothを内蔵していない機種でも使用可能になっています。
電池を入れてみると、付属のBluetoothレシーバーを使わなくても、あっさり私のPowerbook(Al 15inch)内蔵のBluetoothで認識されました。特にドライバも入れていません。ちなみに、Bluetoothを内蔵していないPowerbook(Ti 1GHz)に-Link DBT-120 USB Bluetoothアダプタ【amazon.co.jp】とをつないでも同じように認識してくれました。
この状態では、マウスモードの左ボタン、右ボタンおよびスクロールアップ、スクロールダウンは可能。プレゼンテーションモードでは左ボタンでKeynoteのスライドは進められるものの、右ボタン(バックに設定されている)は使えませんでした。スクロールはもともとプレゼンテーションモードでは使えないので、結局、使えない機能は、プレゼンテーションモードの右ボタンだけということになります。これでもだいたい問題がないものの、スライドショーの最中に、まちがえてスライドを進めてしまったときに困るので、なんとか右ボタンは使いたいもの。
PowerPointでのプレゼンなら、スライドショーの最中でもマウス操作が聞くので、マウスモードのままプレゼンをおこない(この状態でもレーザは使える)、右ボタンでメニューを呼び出してスライドを戻すということも可能です。ただ、あまりスマートではない。
ここから試行錯誤が続きました。(続く)