論文のサーベイ
大学院生の頃は、毎日のように図書館に通い、Nature、Science、Cellといった一流紙を始め、分厚いJBCまで、興味のある論文が掲載される可能性のある雑誌はもらさず最新刊をチェックしていました。
最近では、いろいろなインターネットでいろいろなサービスが利用可能で、毎日新着雑誌が来ていないかと図書館に通うことなく、効率的に論文のサーベイができます。
私が利用しているのは、メールによるeTOC (electoric Table of Contents)サービス。自分が毎回目を通す雑誌のeTOCサービスに登録しておくと、その雑誌が発刊になると同時に、Table of Contentsがメールで送られてきます。eTOCサービスを提供していない雑誌もありますが、一流紙と呼ばれるものはほとんどが利用可能です。
もう一つ愛用しているのは、Biomailです。これは、自分の興味のある研究テーマに関して、キーワードを登録しておくと、毎週、そのキーワードでPubmedを検索してくれて、結果をメールで送ってきます。つまり、eTOCで登録している雑誌以外で、自分の興味のあるテーマに関する論文もこの方法で漏らさずピックアップできるわけです。
というわけで、eTOCとBiomailを使えば、図書館に行く必要もなく、効率よく興味のある分野の最新論文をサーベイできます。