2019.06.30

University of Virginia, School of Medicine ポスドク募集

Postdoctoral positions are available in the laboratory of Sho Morioka at the University of Virginia (UVA)

University of Virginia, School of Medicine 森岡研究室では、研究室立ち上げと大型研究費の獲得に伴いPostdoctoral Fellowを募集しています。

研究内容
森岡研究室では、細胞死を制御するメカニズムと、死んだ細胞の除去機構を中心に研究を行っています。
体中では古くなった細胞や傷付いた細胞がアポトーシスを起こしており、これらの細胞はマクロファージなどの貪食細胞や近接した上皮細胞・線維芽細胞などによって効率よく除かれています。反対に、貪食機能が低下すると死んだ細胞の蓄積による過度な炎症の誘導から、様々な疾患の原因となります(自己免疫疾患, アテローム性動脈硬化、超大腸炎、網膜変性や腎臓障害など。Postdoc候補者には、RNA-seqやプロテオミクスを用いて死んだ細胞の新規・除去シグナルの探索と、また、mouse modelを用いてクリアランス機構の破綻と様々な疾病との関係を解明して頂きます。我々が得た予備結果から、かなり面白い成果が出ると期待しています。

候補者
バイオインフォマッティックス等、大量のデータを視覚的に表現する技能をお持ちの方、それに限らず熱意を持って研究をおこなえる方を募集しています。興味のある方はCV (PDF)を添付して下記メールアドレスまで連絡して下さい。ビザの取得や、アメリカ生活のセットアップは、協力致しますのでご安心ください。

研究業績:
Sho M et al., Immunity 2019 doi: 10.1016
Sho M et al., Nature.2018 doi: 10.1038
September RM.et al., Sci Rep. 2017 doi: 10.1038/s41598-017-03112-1.
September RM.et al., Cell Death and Differentiation 2014 doi: 10.1038/cdd.2014.123.
Sho M et al., the Journal of Cell Biology 2014 doi: 10.1083/jcb.201305070
Sho M et al., Blood 2012 doi: 10.1182/blood-2012-03-416198.

投稿者:森岡 翔(sm9ss@virginia.edu)


投稿者:森岡 翔(sm9ss@virginia.edu)

2019.06.14

カリフォルニア大学アーバイン校ポスドク募集

カリフォルニア大学アーバイン校
Center for the Neurobiology of Learning and Memory
五十嵐研究室 ポスドク募集


カリフォルニア大学アーバイン校医学部・五十嵐研究室では「連合学習を可能とする回路メカニズム」と、「記憶回路がアルツハイマー病においてどう失調するのか」の解明を目指して研究を行っています。
この目標のため、in vivo多点電気生理学法、光遺伝学操作、カルシウムイメージング法(GCaMP photometry)、免疫組織化学法、行動学等幅広い技術を遺伝子改変マウスに用いて研究を行っています。
私たちの研究室では大きな発見につながる見込みの高い結果が出ており、このプロジェクトに従事して頂きたいと考えていますが、同時に独自プロジェクトを行うことも大歓迎です。詳細なプロジェクト内容については、五十嵐まで気軽にメールして聞いてください。
今回はBrightFocus Foundation Grantを取得したことによる新しいポスドク募集を行います。

【Requirement】
- 神経科学分野で博士取得、もしくは取得見込みで、一報以上の筆頭著者論文を持つ方。
- In vivo電気生理学、イメージング、行動学の技術・実績を持つ方を希望しますが、アルツハイマー病での組織化学の経験がありシステム脳科学を習得したい方も受け入れます(その場合は懇切な指導を行います)。
- 少なくとも1報のfirst authorとしての論文を発表している方。

【五十嵐研究室】
研究室には現在ポスドク2名、大学院生2名、学部生2名、テクニシャン2名が在籍しています。研究室はJSTさきがけ, NIH等のグラントによって潤沢にサポートされています。
ラボでは毎朝short journal clubを行っており、プレゼンスキルとディスカッションスキルのトレーニングを行っています。五十嵐自身プロジェクトを持って実験を行っており、新しいメンバーには五十嵐が実験の指導を行っています。また、大きなラボでは行うことの難しい、ディスカッションやキャリアについての指導を懇切丁寧に行っています。

詳しくは実験医学5月号の記事を参照してください:
https://bit.ly/2GeMJQE

【研究環境】
カリフォルニア大学アーバイン校は、脳科学、特に記憶・アルツハイマー病の研究分野ではトップレベルの実績を持つ大学です。研究室の属する記憶研究センターが3年に一度主催する国際学会には全世界から記憶研究に携わる主要な研究者が集まるなど、記憶研究のメッカとして認知されています。

【アーバインの住環境】
- アーバイン市はロサンゼルス都市圏の中にありますが、ロサンゼルス市街とは異なり大変治安がよく、家族連れの方にも安心して暮らせます。
- アメリカの大都市では住宅価格がとても高く、サンフランシスコ等ではアパートが月20万円以上かかりますが、UC Irvineでは大学構内にポスドク用のアパートを用意しており、低い家賃で生活ができます。
- アーバインでは日本食材がとても手に入りやすく、日本とほとんど変わらない生活ができます。
- 南カリフォルニアの素晴らしい環境が楽しめます。
日本・ヨーロッパ・アメリカを経験した五十嵐の私見では、アーバインは留学先としてはトップクラスの「日本と変わりなく快適に暮らせる町」です。

【想定されるキャリアパス】
五十嵐ラボではこれまでに、2名の日本人ポスドクが在籍しています。
- 1名は2年在籍中に論文2報を書き、日本の大学の助教として帰国しました。
- 現在在籍中の1名はすでに日本の大学の助教としてオファーを獲得しており、論文を執筆中です。
このように、これまでの在籍者は順調なキャリアパスをたどっています。私たちの研究室で学べるマウスのシステム脳科学の技術は、神経科学分野において今後必要とされる技術です。今後、PIとして独立する意欲のある方に来て頂き、ラボからPIを生み出したいと考えています。

【待遇】
カリフォルニア大学のポスドク給与規定によります(家族手当あり)。一年ごとの契約更新ですが、数年在籍して主要な論文を発表する意欲のある方を希望します。

【採用時期】
なるべく早い時期を希望しますが、応相談です。留学にはビザ申請などの手続きもあり、数ヶ月の準備期間がかかることに留意してください。
【応募方法】
1. これまでの研究、今後の研究の目標と将来の研究者としての目標を記したカバーレター(A4 1-2枚)
2. CV
3. コンタクト可能な推薦者2-3名の名前と連絡先
以上を一つのPDFファイルにして kei.igarashi@uci.edu までお送り下さい。
候補者には最初にskypeでの一次面接を行い、その後実地の二次面接を行ってプレゼンを行って頂きます。面接の際のアーバインまでの旅費は支給します。
五十嵐 啓 (Kei Igarashi, Ph.D.)
kei.igarashi@uci.edu
Assistant Professor
Department of Anatomy and Neurobiology
University of California, Irvine
ラボウェブサイト: www.igarashilab.org


投稿者:五十嵐啓(kei.igarashi@uci.edu)

2019.06.13

神奈川県立がんセンター常勤医師募集

神奈川県立がんセンターでは、「免疫療法科」および「臨床研究所(がん免疫療法研究開発学部)」において診療・研究に従事していただく常勤医師(任期付き)を1名募集しています。

神奈川県立がんセンターは病床数415床のがん専門病院であり、「都道府県がん診療連携拠点病院」として、医療機関の連携協力体制の構築に取り組んでおります。また、「臨床研究所」を付置し、臨床部門と緊密な連携のもとに、診断方法、治療法の開発など臨床に直結した研究・機能拡充を図っております。「がん免疫療法研究開発学部」はがん免疫療法を専門に研究する部門で、ヒトおよびマウスの検体を用いたがん免疫に関する基礎研究・トランスレーショナル研究を実施しております。

[職種]
常勤医師(任期付き。とりあえず2022年3月31日まで)
着任時期は2019年9月1日(相談に応じます)
待遇は神奈川県立病院機構の規程による。

[応募資格]
・医師免許を有し、臨床経験がある者
・腫瘍免疫に関する研究経験・実績がある者

[勤務概要]
免疫療法科と臨床研究所(がん免疫療法研究開発学部)との兼任
・免疫療法科:がん免疫療法に関わる診療、特にがん免疫療法臨床試験の実施
・臨床研究所:新規がん免疫療法開発に関する基礎研究・トランスレーショナル研究

[勤務地住所]
〒241-8515 横浜市旭区中尾 2-3-2
神奈川県立がんセンター  
(横浜駅から相鉄線急行電車で12分の二俣川駅下車、徒歩8分です。)

[応募方法]
応募案内は http://kcch.kanagawa-pho.jp/medical/recruit.html#doctor です。
締め切りは2019年7月31日
応募書類は以下の通りです。
1)履歴書(写真貼付;様式任意)
2)業績目録(様式任意)
3)現在までの臨床経験の概要および研究概要(様式任意)
4)当該業務への抱負(様式任意)
5)医師免許証の写し

[連絡先]
〒241-8515 横浜市旭区中尾 2-3-2
神奈川県立がんセンター
総務企画課
担当:岩崎
TEL:045-520-2222(代表) 

事務的な問い合わせなどの窓口は上記の通りです。
別途、研究内容などのご質問を以下でお受けします。

神奈川県立がんセンター
免疫療法科・臨床研究所 部長
笹田哲朗
電話(045)520-2222(代表) 内線5063
e-mail: tsasada@kcch.jp
ご連絡いただく場合には、「免疫療法科医師の応募について」とお申し出下さい。


投稿者:笹田哲朗(tsasada@kcch.jp)

2019.06.11

福岡大学理学部化学科助教募集

教員の公募について(依頼)
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。さて、このたび福岡大学理学部化学科において下記の要領で教員を公募いたしますので、その周知方および適任者の推薦について御高配を賜りたくよろしくお願い申し上げます。

1. 公募人員:助教 1 名(常勤:任期なし)
2. 所属部門:機能生物化学グループ(教授:倉岡 功、小柴琢己、准教授:福田将虎、助教:永留重実、竹立新人、塩井成留実)
3. 専門分野:生物化学(細胞レベルでのミトコンドリア機能に関する研究)
4. 担 当:一般化学実験、生物化学実験、基礎化学演習、他
5. 着任時期:令和2 年4 月1 日
6. 応募資格:博士の学位を有し(着任時に取得可能な方を含む)、教育活動に意欲的に取り組むとともに、小柴琢己教授と協力して化学的なアプローチで生物化学分野の研究を推進できる方
7. 提出書類:① 履歴書(写真添付)、② 研究業績リスト(原著論文、著書、紀要、総説、その他、外部資金獲得状況に分類)、③ 主要論文別刷(またはコピー)3編以内、④これまでの研究概要と今後の教育・研究に対する抱負(2000 字以内)、⑤ 所見を求め得る方2 名の氏名と連絡先
8. 応募締切:令和元年8 月1 日(木)(消印有効)
9. 応募書類提出先:
〒814-0180 福岡市城南区七隈8-19-1 福岡大学理学部化学科教授 倉岡 功
電話:092-871-6631(内線6222) E-mail: kuraoka@fukuoka-u.ac.jp
ホームページ:http://www.sci.fukuoka-u.ac.jp/chem
封筒に「機能生物化学グループ教員応募書類在中」と朱書の上、簡易書留で郵送のこと
(応募書類は選考のみに使い、返却しませんのでご了承ください)
10. 問合先:
福岡大学理学部化学科 小柴琢己
電話:092-871-6631(内線6242) E-mail: koshiba@fukuoka-u.ac.jp
ホームページ:http://funcbio.com
11. その他:1) 最終選考において、ヒアリングを実施します
2) 福岡大学は男女共同参画を推進しています

投稿者:小柴琢己

2019.06.07

University of Oklahomaポスドク募集

米国オクラホマシティにありますオクラホマ大学・スティーブンソン癌センター・田中研究室ではポスドクフェローを1-2名募集しています(期間約3年)。当研究室では、トランスレ-ショナルおよびリバーストランスレーショナルリサーチを軸として、基礎研究に限らず、臨床研究、疫学研究まで網羅した、主に炎症とがんの進行に関する研究を行っています。培養細胞、マウスなどの実験動物、ヒト臨床検体や疫学データを用いた多角的なアプローチで研究を行います。
今回、癌研究における動物実験モデルの豊富な経験と、分子生物学的アプローチの経験のある研究者を募集します。また、論文執筆や学会発表、研究費申請なども同時に行っていただきます。スティーブンソン癌センターでは、前向き研究が盛んに行われており、仮説立案からその検証まで総合的に研究できる環境が整っています。研究室のあるオクラホマシティは州中央に位置するオクラホマ州の州都で、治安もよく住みやすい街です。詳しい研究内容については下記連絡先まで直接お問い合わせ下さい。日本語で対応いたします。アメリカでの研究を希望する熱意ある研究者の応募をお待ちしております。
【応募資格】
1. 博士号取得者または取得見込みの方。医学、薬学、生理学、農学など出身分野は問いません。PhDおよびMD/PhDを募集します。
2. 細胞生物学、分子生物学、シグナリング、マウスを用いた癌モデルでの動物実験の経験のある方。
3. 熱意を持って、未知の分野でも意欲的に研究に取り組むことができる方。
4. 協調性があり、協力して業務を遂行できる方。
5. 英語による日常コミュニケーションが可能な方。
6. データ処理、医療統計が可能な方。
【提出書類】
1. 志望動機
2. 履歴書
3. 研究業績を含むCV(英文)
4. 推薦者2名の連絡先
上記をPDFファイルにて田中竹美宛てにeメールでお送り下さい。

Takemi Tanaka, PhD
Associate Professor of Medicine / Pathology University of Oklahoma Health Science Center,
Stephenson Cancer Center
E.mail: takemi-tanaka@ouhsc.edu

【選考方法】:書類審査の後、書類選考通過者とスカイプ面接を行います。その際、セミナー(英語)を依頼します。
【着任時期】:できるだけ早期
【勤務時間】:フルタイム
【勤務形態】:裁量
【勤務地】:Oklahoma City, Oklahoma, USA
【処遇・待遇】:給与: NIH standardに順ずる。
待遇: 大学のカレンダーに順ずる。健康保険あり
【応募締切日】:適任者を決定するまで継続します。


投稿者:Takemi Tanaka(takemi-tanaka@ouhsc.edu)

2019.06.06

理化学研究所 生命機能科学研究センター研究員募集

理化学研究所 生命機能科学研究センターは、分子、細胞、組織、臓器、個体にわたる階層をつなぎ、これらの各階層における発生から成長、生殖・遺伝、老化、生命の終焉までの時間軸を含めた生命現象の理解を通じて、生命の根本原理を明らかにすることを目的としています。本年度から当センターで新たに「オルガノイドプロジェクト」が発足し、組織幹細胞やES/iPS細胞から誘導した3次元臓器“オルガノイド”を研究対象として、オルガノイドの作製、3次元組織培養技術の開発、同技術を使った生命科学研究を促進します。本プロジェクトに関わる呼吸器形成研究チーム、ヒト器官形成研究チームで新たに研究員を募集します。(http://www.riken.jp/careers/researchers/20190531_5/)
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募集研究室
生命機能科学研究センター オルガノイドプロジェクト
( 呼吸器形成研究チーム(チームリーダー:森本 充) / ヒト器官形成研究チーム(チームリーダー:高里 実))
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-オルガノイドプロジェクトの概要-

これまでモデル動物の解析から得られた膨大な発生生物学的知見と多能性幹細胞の培養・操作手法の技術的融合の結果、近年、オルガノイドと呼ばれる人工3次元臓器の作製・利用研究が世界的に急速な進展を見せている。本研究分野は、発生生物学等の基礎科学への貢献から、再生医療等への応用利用まで多大な利用価値が期待されることから、各国の研究機関が人的資源・研究予算を集中投資している。理研は多能性幹細胞から3次元組織を誘導する研究で世界を先導する成果を上げており、今後も当該領域に力を入れていくために“オルガノイドプロジェクト”を開始する。本プロジェクトでは、生命機能科学研究センターを3次元器官形成研究の世界的拠点とすることを目指し、センターの生物学、工学、数理等の学際的な特色を生かして、体系的なオルガノイド研究体制を構築する。オルガノイド研究を軸とした企業連携、国際連携も推進する。

応募前の研究室訪問、インフォーマルな問い合わせを歓迎します。
下記、webページをご参照ください。
呼吸器形成研究チーム|生命機能科学研究センター
https://www.bdr.riken.jp/jp/research/labs/morimoto-m/index.html
ヒト器官形成研究チーム|生命機能科学研究センター
https://www.bdr.riken.jp/jp/research/labs/takasato-m/index.html
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募集職種
研究員:プロジェクトの研究課題等を実施する。

募集人数
最大4名

職務内容
チームリーダーと相談のうえ、下記の研究課題のいずれかを遂行し、国内外での研究発表、論文作成を行います。また、本プロジェクトではオルガノイド培養技術を中核とした異分野の融合を目指しています。そのため、所内外の研究室との連携が必須になります。

1.自己組織化メカニズムプロジェクト:幹細胞の自己組織化プロセスの解析技術を開発・駆使して、その原理を解明する。幹細胞およびオルガノイドの1細胞レベルの解析、3D形態形成、数理モデルの研究を行う。デザインドオルガノイドプロジェクト:幹細胞からの器官系の作出、複数 
2.臓器の連結、Organ-on-a-Chip技術の開発、組織成形を研究対象として、より高度なin vitro組織形成を目指す。
3.長期培養・成熟化:オルガノイドの血管化技術、生体外器官培養技術、および器官成熟化因子の探索により、オルガノイドの長期培養・成熟化を実現する。
4.疾患モデル開発:疾患の理解と薬剤スクリーニングへの応用に向けて、薬剤処理やゲノム編集等を用いて疾患モデルのプラットフォームを確立する。

特に、呼吸器形成研究チームでは、単離したマウス肺胞幹細胞から作る肺胞オルガノイドと、ES/iPS細胞から作成した気管間充織オルガノイドの研究に取り組む。肺胞オルガノイドを用いて、組織幹細胞のStemnessとその不均質性の研究、および疾患モデルの研究を行う。気管間充織オルガノイドを用いて、3次元の軟骨組織構造を誘導する培養法の開発と気管軟骨のパターニング機構の研究を行う。

また、ヒト器官形成研究チームでは、ヒトiPS細胞を用いて、腎臓や膀胱を含む下部尿路系を構築することを目指す。そのために、中胚葉細胞分化及び内胚葉由来の腸管形成におけるパターニングの制御機構を解明し、その制御方法を開発する。また、組織の血管化機構について調べ、その知見を、作製した3次元器官を維持培養する技術開発に利用する。オルガノイドを用いて腎生理機能をin vitroで再現し、それを検出するための研究も行う。

採用者は、本人の希望・研究内容に応じて、呼吸器形成研究チーム(チームリーダー:森本 充)、あるいはヒト器官形成研究チーム(チームリーダー:高里 実)に所属します。
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応募資格

・研究室内外の協力者と円滑なコミュニケーションを図り、連携、協調して業務に従事できる方。
・「職務内容」に関連する分野での博士号取得者。
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勤務地

理化学研究所 生命機能科学研究センター(神戸地区第1)
兵庫県神戸市中央区港島南町2-2-3
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待遇

1.単年度契約の任期制職員で、評価により2024年3月31日を上限として再契約可能。
2.ただし、能力、契約満了時の業務量、勤務成績、勤務態度、所属している センター等若しくは研究室等又は従事しているプロジェクトの存続及び当研究所の経営の状況、予算状況等により、再契約可能期間については変更になる場合もあります。また、原則として、65歳を超えての再契約は行いません。
3.平成25年(2013年)4月1日以降、当研究所との有期雇用の通算契約期間が10年を超えることはありません。

試用期間有り(原則2ヶ月)。
給与は、経験、能力、実績に応じた年俸制で、通勤手当、住居手当の支給及び社会保険の適用あり。
理研共済会(互助組織)に要入会。
専門業務型裁量労働制適用で、1日7時間30分就業したものとみなされます。

休日は、土日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)、弊所設立記念日(10月第4月曜日)。

その他、当研究所規程による。

※理化学研究所は、女性も男性も1人1人が能力を発揮できるよう様々な取組を行い、男女共同参画を推進しています。公正な評価に基づき能力が同等と認められる場合は、女性を積極的に採用します。

※研究員は、日本学生支援機構奨学金(平成15年度までに大学院第一種奨学生に採用されている場合)の返還特別免除の対象職です。また、外部研究費(科研費等)の申請資格があります。
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応募方法及び締切日
提出書類

1.履歴書(写真添付)
Eメールアドレスを必ずご記入下さい。
欄外の右上に、配属を希望する研究チームに応じて、公募記号[LD1901](呼吸器形成研究チーム)もしくは[HO1901] (ヒト器官形成研究チーム)を明記して下さい。
書式は自由ですが、適当な書式がない場合は上のフォーマットをお使い下さい。
2.研究業績一覧(原著論文、総説、著書、学会発表、その他に分けて記載)
3.これまでの研究概要及び成果(A4用紙2ページ程度)
4.着任した場合の研究の抱負(A4用紙1ページ程度)
5.科学研究費補助金などの競争的外部資金の取得状況(代表・分担を記載)
6.現職の所属長または指導教官からの推薦書 1通
※現職の所属長から推薦書をもらうのが困難な場合は、第三者による推薦書をお送り下さい。
※宛名は「生命機能科学研究センター センター長」として下さい。
7.学位授与証明書、最終学校卒業証明書、学位記(コピー)または最終学校の卒業証書(コピー)
8.EU一般データ保護規則(GDPR)に基づく個人情報の取扱に関する同意書
※欧州経済領域(EEA)に居住されている方のみ、上記の同意書をご提出ください。
EU一般データ保護規則(GDPR)の詳細は、下記をご参照ください。
European Commission(英語サイト)

※応募書類は返却しませんのでご了承下さい。

締切日
2019年7月1日

個人情報の取扱について
提出して戴いた書類は、国立研究開発法人理化学研究所個人情報保護規程に則り厳重に管理し、採用審査の用途に限り使用されます。これらの個人情報は正当な理由なく第三者への開示、譲渡及び貸与することは一切ありません。
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選考方法

書類審査後、書類選考通過者のみ面接を行います。
※試験内容に関する質問には応じられません。
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着任時期

2019年8月以降 (応相談)
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書類送付先・問い合わせ先

郵送の場合
〒650-0047 神戸市中央区港島南町2-2-3
理化学研究所 神戸事業所 研究支援部 人事課 採用担当
希望所属先に応じて、「[LD1901] 呼吸器形成研究チーム研究員 応募書類在中」もしくは、「[HO1901] ヒト器官形成研究チーム研究員 応募書類在中」と朱書きしてください。

メール送付の場合
Email: kobe-jobs [at] riken.jp 宛てに応募書類(PDF形式)をメール添付でお送りください。
※[at] は@に置き換えてください。
希望所属先に応じて、件名を「[LD1901] 呼吸器形成研究チーム研究員 応募書類送付」もしくは、「[HO1901] ヒト器官形成研究チーム研究員 応募書類在中」としてください。

問い合わせ先
※応募についてのお問い合わせはメールにて受け付けます。お問い合わせの際には、件名の冒頭に「オルガノイドプロジェクト研究員 募集について」と記載して下さい。

神戸事業所 研究支援部 人事課 採用担当:kobe-jobs[at]riken.jp
※[at]は@に置き換えて下さい。

※研究内容についてご質問がある場合には、mitsuru.morimoto[at]riken.jp(呼吸器形成研究チーム 森本)、あるいは、minoru.takasato[at]riken.jp(ヒト器官形成研究チーム 高里)までお問い合わせ下さい。
※[at]は@に置き換えて下さい。

投稿者:オルガノイドプロジェクト担当

2019.06.05

ミシガン大学歯学部ポスドク募集

ミシガン大学歯学部ナン・ハッチ研究室では以下の要領でポスドクを募集しています。研究室は歯学部矯正小児歯科学科に属し、ナン・ハッチもその学科の学科長ですが、今回は頭蓋顔面の発生異常のしくみを探るために動物モデルや培養系を使って機能解析に携わってもらえる方を募集しています。歯科医である必要はありません。ナン・ハッチの研究室はわたしのラボのとなりにあり、数年にわたって顔面発生への増殖因子シグナルの関与について共同研究をしています。募集についての問い合わせは直接ナン・ハッチのほうへしていただくことになりますが(nhatch@umich.edu)、ミシガン大学の研究環境などでご質問がありましたら、私宛にご一報いただいてもけっこうです。

三品 裕司
ミシガン大学歯学部生命科学材料科学科


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M Dentistry Mission Statement: Advancing health through education, service, research and discovery.

Core Values: Compassion, Leadership, Excellence, Responsibility, Trust, Creativity, and Inclusion.

We are seeking a highly motivated, postdoctoral research fellow to join our research group at the University of Michigan, School of Dentistry in Ann Arbor, MI. Our group utilizes a variety of molecular, cell biologic, pharmacologic and mouse genetic approaches to investigate craniofacial mesenchymal progenitor cell fate, craniofacial morphogenesis and craniofacial skeletal development. We seek to establish fundamental regulators of craniofacial skeletal development and identify pathogenic processes leading to craniofacial anomalies. Our goal is to develop biomedical interventions for craniofacial skeletal abnormalities. Our work is both basic and translational, including collaborative work with biomaterial scientists to test drug delivery strategies in vivo and develop interventional treatment strategies for ultimate translation to patients.

The primary responsibilities of the post-doctoral fellow will include: generate, analyze and prepare data for presentation and publication including mouse model work; participate in collaborative meetings of research group members; present research at meetings; and draft manuscripts for peer-reviewed publication. You will be responsible for independent projects and will publish in peer-reviewed journals. You will also have the opportunity to travel to scientific meetings to present your research results.

The successful candidate should be a recent Ph.D. graduate with experience in cell, molecular and/or developmental biology with a strong record of successful manuscript submission, scientific productivity, ability to work independently and ability to work within a group.

Individuals with expertise in skeletal biology, craniofacial development, in vivo qualitative and quantitative analyses of transgenic/conditional/complete knockout mouse models; cell culture, organ culture, and/or rodent surgery are strongly encouraged to apply.

The mission of the University of Michigan is to serve the people of Michigan and the world through preeminence in creating, communicating, preserving and applying knowledge, art and academic values, and in developing leaders and citizens who will challenge the present and enrich the future. The brevity and simplicity of the University of Michigan’s mission statement reflects the institution’s complexity. It mirrors the University’s key values: knowledge and art, service, good citizenship, and leadership. It captures the University’s primary activities: research and creativity, education, and service.

The University of Michigan conducts background checks on all job candidates upon acceptance of a contingent offer and may use a third party administrator to conduct background checks. Background checks will be performed in compliance with the Fair Credit Reporting Act.

Research will be performed in the Hatch Laboratory under the direction of Nan E. Hatch, DMD, PhD. Associate Professor of Dentistry and Chair of Orthodontics and Pediatric Dentistry (nhatch@umich.edu). Electronic applications only will be accepted. Evaluation of applications will begin immediately and will continue until the position is filled. For a complete position description and application instructions, please visit www.jobsatosu.com and search by job opening number 446192.

The University of Michigan is an equal opportunity/affirmative action employer.


投稿者:三品 裕司(yuji_mishina@nifty.com)

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