Institute of Molecular Biotechnology (IMBA, ウィーン、オーストリア)ポスドク募集
Institute of Molecular Biotechnology (IMBA, ウィーン、オーストリア) の池田ラボでは、ポスドク2名を募集しています。
2011年にたちあがった池田ラボでは、炎症反応が細胞死およびオートファジーによってどのように制御されているかをユビキチンバイオロジーに注目して研究を進めています (https://www.imba.oeaw.ac.at/research/fumiyo-ikeda/)。ラボでは、主に生化学的、および分子生物学的な手法、ショウジョウバエ、マウスモデルを用いて実験を行っています。また、池田ラボは炎症性細胞内シグナル、ユビキチンバイオロジーについての世界トップレベルの専門的知識をもっています。IMBAはVienna Biocenter (VBC)内にあるIMP, GMI, MFPL-Vienna Univととても強い交流があり、VBC全体で69か国からの研究者による88グループからなる国際的で大きなユニットとなっています(http://viennabiocenter.org/)。また私たちはVBCユビキチンクラブにおいて、ユビキチンやオートファジー関連のプロジェクトについて活発な活動を行っています(https://www.ub-friends.at/, https://twitter.com/VBC_Ubiquitin?lang=de)。
研究内容:1. スクリーニングにより同定したオートファジー新規制御因子の解析(Ebner P., et al. 2018 Nat Comm), 2. ユビキチンE3リガーゼ複合体LUBACによる炎症性反応制御および分子制御機構の解析 (Kumari S., et al. 2014 eLife, Ikeda F., et al., 2011 Nature, Rahighi S., et al., 2009 Cell), もしくは3. これらに関連するプロジェクト。
募集期間:適任者が決まり次第締め切ます。
応募資格:Ph.D, MD/PhD 取得、或いは取得見込みの方。動物モデル(マウスもしくはハエ)、および生化学的手法についての専門的知識がある方が歓迎されますが、必須ではありません。
着任時期:できるだけ早い時期(応相談)
待遇:IMBAの規定に準拠します。年金、健康保険、失業保険含。
勤務地:研究所内においては、契約書をはじめすべて英語でやり取りされますので、ドイツ語は必要ありません。研究所の位置するウィーンは8年連続で’most livable city (Mercer)’第1位に選ばれており、非常に住みやすい市です。文化も豊富で、安全ですのでご家族でも快適に過ごせる場所です。Child careも研究所のあるVienna Biocenter内にあります。現在池田ラボには日本人はいませんが、VBCには常に約10名の日本人研究者がおり、楽しい交流が育まれています。
応募書類:1. 研究業績を含むCV/履歴書、2. 志望動機、3. 問合せのできる推薦者2-3名の氏名及び連絡先の3点を英語でまとめ、PDFファイル形式にて下記までemailに添付してお送りください。履歴書には、バックグラウンドについての簡潔な記述もお願いします。形式は問いません。
選考は書類選考通過者にのみ連絡します。書類選考通過者にはSkypeインタビューを行い、場合によっては研究所でのセミナーをお願いします。
質問等がありましたら、遠慮なく事前にご連絡ください(日本語可)。
Fumiyo Ikeda, PhD, DDS
Group leader
Institute of Molecular Biotechnology (IMBA), Vienna Biocenter,
Dr. Bohr-Gasse 3, 1030, Vienna, Austria
e-mail: fumiyo.ikeda@imba.oeaw.ac.at