テキサス大学医学部ポスドク募集
当ラボの研究テーマは、骨、軟骨の細胞運命決定に関与するメカニズムを分子レベルで明らかにすることです。現在では、一次繊毛の骨格発生における役割及び、頭部骨格形成過程でのDNA損傷修復の重要性を明らかにすることに力を入れています。詳しくは最近の私たちの論文をご参考下さい。
Kamiya N, Shen J, Noda K, Kitami M, Feng GS, Chen D, Komatsu Y.
J Bone Miner Res. 2015, 2028-2032.
Noda K, Kitami M, Kitami K, Kaku M, Komatsu Y.
Proc Natl Acad Sci U S A. 2016, E2589-2597
Kitami K, Kitami M, Kaku M, Wang B, Komatsu Y.
PLoS Genet. 2018 in press.
マウスを用いた発生生物学に通じている方が望ましいですが、その他のバックグラウンドを持たれる方、特にES細胞やiPS細胞の実験に精通されている方は大歓迎です。
研究環境:テキサス大学医学部ヒューストン校は世界最大規模の医療施設であるテキサスメディカルコンプレックスに所属します。ベイラー大学、MDアンダーソン癌研究センター、そしてライス大学との共同研究も盛んに行われています。当ラボが所属する Department of Pediatricsはテキサス大学内で一番大きいデパートメントで、基礎、臨床、トランスレーショナルリサーチ、そのいずれもが頻繁に行われています。
生活環境:ヒューストンはアメリカで3番目に大きい都市ですが、生活費は他の大都市に比べると安く、観光施設(NASAなど)、美術館、博物館も充実しています。チャイナタウンもヒューストンの中心地から2つもあり、色々な国の食べもの(もちろん日本食も沢山あります)を楽しめます。
待遇:年額4万8000ドル。健康保険有。
応募資格:学位取得者、及び学位取得見込み者。
任期:2-3年間は研究に集中していただける方を希望します。
応募書類:以下の書類を電子メールで御送りください(日本語、英語可)。
- 履歴書(1ページ)
- これまでの研究内容(1ページ)
- これから展開していきたい研究内容(1ページ)
- 推薦状を書いていただける方の連絡先(3名)
Yoshihiro Komatsu, Ph.D.
Assistant Professor
Department of Pediatrics
The University of Texas Medical School at Houston
6431 Fannin St, Houston, TX 77030, USA
Yoshihiro.Komatsu@uth.tmc.edu