米国University of Georgia がんと幹細胞分野 ポスドク募集
ジョージア大学 生化学分子生物学部の伊藤研究室では、グラント取得に伴い博士研究員を募集しています。
私たちのラボでは、幹細胞とがんにおける細胞運命の制御機構に興味を持っています。主に造血系とRNA結合タンパクに注目し、マウスモデルやヒト検体を用いて正常幹細胞・がん幹細胞の細胞生物学・生化学的研究を行っています。 私たちの最近のホットトピックは「代謝と細胞運命制御」で、アミノ酸の代謝リプログラミングが白血病の悪性化とがん幹細胞の維持に重要であることを今年報告しました。
がん・幹細胞生物学での研究経験は問いません。ご自身の専門をがん・幹細胞研究に役立てたい、新たな視点で挑みたいとお考えの方からの応募を歓迎致します。日米両国での教員経験を生かし、日本でのポジション獲得や米国アカデミアでの独立など、ポスドク後の進路・キャリア形成もサポート致します。多様な研究者が集まる第一線の環境で、オリジナリティーある研究を追求したいという気概のある方からの応募をお待ちしています。質問等があれば気軽にメールにて御連絡ください。
【応募資格】
生命科学・医学系の博士号取得者(または取得見込み)。
【待遇】
給与等は本学の博士研究員規定に準じます。医療保険等のfringe benefit(付加給付)有り。最長4年まで更新可。
【着任時期】
相談に応じます。
【勤務地】
米国ジョージア州アセンズ。ジョージア州アトランタから車で1時間の場所にある学園都市で、大都市とは異なり治安も住環境も大変良い地域です。ジョージア大は生物医学研究の重点化を進めており、幹細胞研究もその焦点の一つになっています。アトランタはデルタ航空のハブ空港で、日本を含む世界各地への直行便が就航しています。また米国南東部4州を管轄する日本の総領事館があり、パスポートの更新等日本の行政サービスも受けられます。
【募集期間】
2017年7月まで。適任者が見つかり次第、募集を終了致します。
【応募書類】
(1) 履歴書と研究業績目録(書式自由)
(2) 照会可能な推薦者2-3名の御名前と連絡先リスト
(3) 自己アピール(書式自由。現在までの研究概要と今後の研究目標など。1~2ページ程度)
以上の書類を、電子メールにて下記アドレスまでお送り下さい。
なお、質問等があれば気軽にメールにて御連絡下さい(日本語可)
【選考方法】
応募書類による選考の後、必要に応じて面接選考を行う予定です。
【参考文献】
Hattori et al., Nature 545 (2017); Hattori et al., Leuk Res 54 (2017); Hattori et al., Adv Exp Med Biol 907 (2016); Zimdahl, Ito et al., Nat Genet 46 (2014); Ito et al., Cancer Cell 21 (2012); Ito et al., Nature 466 (2010).
【参考URL】
https://www.researchgate.net/profile/Takahiro_Ito2
https://www.bmb.uga.edu/labs/ito
https://www.bmb.uga.edu/sites/default/files/seminar-attached-files/CMM%20brochure.pdf
【連絡先】
伊藤 貴浩 Takahiro Ito, Ph.D.
Department of Biochemistry & Molecular Biology
University of Georgia, Athens GA 30602, USA
Ito (at) bmb.uga.edu [(at)を@に変更してください]