国立研究開発法人国立がん研究センター研究所腫瘍生物学分野研究員募集
(研究内容)
当研究室では、遺伝学、分子生物学、細胞生物学、生化学、基礎医学に関する知識と技術を駆使して、がんの全く新しい予防・診断・治療法開発を目指し研究を行っています。特に、ヒトがんにおいて最も高頻度に異常をきたす、がん抑制遺伝子p53と、その転写調節を受けるp53標的遺伝子の標的遺伝子Mieapの機能解析を、(1)細胞レベルや(2)ノックアウトマウス及び発がんモデルマウスなどの個体レベル、(3)ヒトがん組織検体を用いた臨床がんレベルの、3つのレベルで行っています。これらの研究の成果から、がんの発症及び進展機序を解明し、その成果を応用した革新的ながん予防・診断・治療法の開発に取り組んでいます(ホームページ参照:http://www.nccri.ncc.go.jp/s004/)。
(職名及び人数)
研究所 腫瘍生物学分野
研究員 (任期付き常勤職員) 1名
(職務内容)
遺伝学、分子生物学、細胞生物学、生化学、基礎医学に関する知識と技術を駆使し、発がん・がん進展機序の解明と、それを応用した新しいがん予防・診断・治療法の開発へ向けての成果を挙げる。具体的には、がんで最も高頻度に異常をきたすがん抑制遺伝子p53の標的遺伝子Mieapの機能解析を行い、がん本態の解明とその成果をもとに革新的ながん予防・診断・治療法開発へ繋がる研究に取り組む。
(応募資格)
(1)がん研究とその臨床応用に強い関心を持ち、職務内容に意欲的に取り組めること。
(2)遺伝学、分子生物学、細胞生物学、生化学、基礎医学などに関する十分な知識と研究経験を有すること。
(3)各種カラムによるタンパク質精製に関する経験・知識、ミトコンドリア研究に関する経験・知識、オートファジー研究に関する経験・知識、または臨床検体や細胞株を用いたゲノム・エピゲノム・トランスクリプトーム・プロテオーム解析などに関する経験・知識、のいずれかを有していることが望ましい。
(4)医学、薬学、理学、農学または工学系の博士号を有するか、あるいはそれと同等以上の研究実績を有すること。
(処遇等)
(身分)常勤職員(任期付き常勤職員)
(勤務時間)勤務日:週5日(月~金曜日、土日祝日を除く)、勤務時間:週38時間45分、フレックスタイム:午前5時から午後10時まで ※コアタイム:午前10時から午後3時まで、基本勤務時間:午前8時30分から午後17時15分
(給与等)当センター職員給与規程により決定
学歴、職歴により算出します。内定後、算出に必要な提出書類があります。
交通費等各種手当、厚生労働省第二共済、国家公務員等共済年金、雇用保険、年2回賞与、有給休暇、その他特別休暇など
(雇用期間)
採用日から5年間(更新の可能性あり※)
※当センターの運営状況を鑑み、かつ、勤務成績が不良でない場合は任用更新審査により更新されます(更新期間は最長5年ごと)。採用日から6ヵ月間は試用期間となります。
(採用時期)
随時
(提出書類)
(1)履歴書(写真添付) ※自作・市販のもの(A3またはA4判)で結構です。
(学歴は義務教育後(高等学校等入学から)の記載をしてください。)
(2)業務に関連する免許証、認定証等の写し(要応募資格のもの) ※A4判に縮小
(3)学歴の卒業証書の写し(A4判に縮小)、または卒業証明書
※義務教育より後のものすべて(要応募資格のもの)。応募資格に学歴が含まれない場合、最終学歴のもの以外は後日でも結構です。
(4)職務経歴書(職務内容を記載のこと)
※任意書式(A4判) 履歴書内への記載でも構いません。
(5)研究業績調書 ※業績のある場合
※提出書類は責任破棄します。
(提出締切日)
随時
(選考方法)
書類選考を行ったのち、対象者に面接選考を行います。
(各結果は、原則郵送で通知します。)
(書類提出先)
〒104-0045 東京都中央区築地5-1-1
国立研究開発法人国立がん研究センター人事部人事課人事係
TEL:03-3542-2511 (内線:2119)
提出書類は封筒に「研究所 腫瘍生物学分野 研究員(常勤)応募書類」と朱書きし、簡易書留など受け取り確認のできる方法にてお送りください。
(問い合わせ先)
担当者:荒川博文
E-mail:harakawa@ncc.go.jp