名古屋大学大学院医学系研究科 環境労働衛生学 ポスドク募集
【研究室の概要】ホームページ(http://www.med.nagoya-u.ac.jp/hygiene/)にありますように、本教室は、分子腫瘍学(メラノーマ等の皮膚癌)または分子神経学(聴覚等)の分子生物学領域の研究と環境科学の両面から環境医学研究を推進している研究室です。2016年5月現在、9~10名の教員と博士研究員(ポスドク)が在籍しています。これらのメンバーが少しずつ入れ代わりながら教室の研究を推進しております。
【募集内容】分子生物学領域(特に、分子腫瘍学または分子神経学)の御経験がある方を対象として若干名の特任助教または博士取得後研究員を募集致します。
【提出書類と選考方法】1)履歴書、2)志望動機、3)研究業績(論文・特許・科学研究費等外部資金取得状況)、4)現在迄の研究概要と簡単な抱負(A4で1枚以内)、5)現在の指導者および学位論文指導者の連絡先(emailアドレスと電話番号)についてPDFの添付文書にて、電子メール(katomasa@med.nagoya-u.ac.jp)にてお送りください。書類を拝見させていただきました後、1~2回の面接をさせていただき、面接後に最終的な採否に関する御連絡をメールでさせていただく予定です。尚、海外在住の方は、スカイプで面接させていただくことも可能です。
【研究内容】主として環境因子(紫外線・騒音・重金属等)が、①皮膚機能や皮膚腫瘍(メラノーマや扁平上皮癌等)または②神経(小脳や聴覚)に与える影響を調べる研究を遂行します。尚、研究内容の詳細は、候補者と建設的に話し合いをして、双方が納得した形で決めるようにする等、柔軟性を持たせたいと考えております。
【応募資格】医歯薬学系・理学・農学系・環境科学系博士号保持または来春取得見込みの方。
【任期】任期あり(3月末までの単年の契約更新ですが、両者の合意に基づき延長可能です)。
【給与】名古屋大学の規定に準じます。
【書類の締め切り】平成28年7月31日(適任者が見つかった場合は、締め切り日前に公募を打ち切らせていただくことがあります)
【採用開始日】平成28年10月頃~平成29年4月末日の間(応相談)
【最近の主たる業績】
01) Oncotarget 7(3):2379-90, 2016.
02) Oncotarget 6(16):14290-9, 2015.
03) Nature Immunology 15:758-66, 2014.
04) Proc Natl Acad Sci USA 110(32):13085-90, Aug, 2013.
05) Neurobiol Aging 33(3):626.e25-34, 2012.
06) Cancer Res 71(22):6997-7009, 2011.
07) Cancer Res 71(16):5393-9, 2011.
08) Proc Natl Acad Sci USA 108(41):17111-6, 2011.
09) J Biol Chem 286(34):29621-6, 2011.
10) PLoS Biol 9(9): e1001162, 2011.
11) Proc Natl Acad Sci USA 107(29):13051-6, 2010.
12) J Clin Invest 120(6):2030-9, 2010.
13) J Exp Med 207(3):491-503, 2010.
14) Cancer Res 70(1):24-9, 2010.
15) J Clin Invest 119(5):1251-63, 2009.
【連絡先】 加藤昌志(E-mail: katomasa@med.nagoya-u.ac.jp)