University of Cincinnatiポスドク募集
共にGTPエネルギー代謝分野を拓く仲間募集:シンシナティ大・佐々木研究室
Sasaki研究室はGTPエネルギー代謝について研究しています。一つの細胞が二つに増えるためには膨大なエネルギーが必要です。私たちはGTPギークとして研究を続けるなか 、GTPエネルギーのセンサーを発見し、Molecular Cell誌へ報告しました。同時に、GTPエネルギー代謝は癌の増殖維持に特に重要であることを見いだし、発見したセンサーの先に広がるGTPエネルギー代謝機構の存在と細胞増殖との関係を、世界に先駆けて明らかにしました。http://www.cell.com/molecular-cell/abstract/S1097-2765(15)00945-4
今回、この新たなGTPエネルギー代謝分野を更に大きく切り拓くため、GTPエネルギーセンサーのシグナル伝達、生理的な役割の解明に共に取り組む仲間を募集します。イノシトール脂質研究、マウスを用いた解析のいずれかに経験のある方は、特に実力を発揮できるポジションです。
当研究室では、ポスドクで参加した6人中5名が奨学金を獲得し、インパクトの大きい論文を出すことで、次のキャリアアップへ成功しています。 ラボのある建物内は全て英語での会話です。高い頻度での英語によるディスカッションとプレゼンテーションで、めきめき英語力が上達することを保証致します。世界のトップラボへ“お邪魔する”留学よりも、世界のトップラボを“築く”プロセスを共に駆け上がることに興味のある、気骨ある方の参加を期待しています。
アップルの創始者、スティーブ・ジョブズは、「点と点を結ぶ」大切さを伝えました。Sasaki研究室では、「人と人が繋がり生み出す力」を特に大切にしています。あなたの貴重な留学、そして貴重な人生の時間。世界を変える程の価値があり、エキサイティングなプロジェクトにかけてみたいと思いませんか?情熱を共にしGTPエネルギー代謝分野を拓く仲間を募集します。
[応募資格] イノシトール脂質研究、マウスを用いた解析の経験のいずれかがある方を優先し選考します。ポスドク・大学院留学・博士課程留学、いずれも可能です。
[募集期間] 適任者(1名)が決まり次第締め切ります。
[勤務期間] 2年以上
[赴任時期] 2017年を想定しています。留学の成功には準備期間も大切です。応相談。
[待遇] シンシナティ大学の規定に準拠(健康保険等完備)
[応募書類] 1. 履歴書と業績リスト(英語)、2. 推薦者 2-3名の連絡先、3. これまでの研究内容と今後の抱負、を e-mail で atsuo.sasaki@uc.edu までお送りください。
佐々木 敦朗
Atsuo T. Sasaki, Ph.D.
Assistant Professor
Div. Hematology & Oncology, Dep. Internal Medicine
Dept. Neurosurgery; Dept. Cancer Biology
University of Cincinnati College of Medicine
Brain Tumor Center at UC Neuroscience Institute
UC Cancer Inst. & Cincinnati Cancer Center
Tel: 513-558-2160
Fax: 513-558-6703
email: atsuo.sasaki@uc.edu
ホームページ
http://www.thesasakilab.org/index_j.php
BioMedサーカスインタビュー
http://biomedcircus.com/special_04_16.html
Science Mission インタビュー
http://goo.gl/LWp0Tm
実験医学留学体験記
https://www.yodosha.co.jp/jikkenigaku/ryuugaku/