ミシガン大学 歯学部 ポスドク募集
University of Michigan School of Dentistry
Department of Orthodontics & Pediatric Dentistry
当方、本年7月よりマサチューセッツ総合病院よりミシガン大学に移り、独立して研究室のセットアップを行っています。骨軟骨の未知の課題に挑む複数の未完のプロジェクトを完遂すべく研究に取り組む意欲です。ポスドク(博士研究員)として力を貸してくださる方を募集しています。興味のある方は是非ご連絡ください。
研究テーマ:骨および軟骨の幹細胞とその分子制御機構
骨格系の幹細胞は骨や軟骨の成長や損傷修復などに深く関与し、また造血系細胞を制御するなど多様な作用を持つと考えられていますが、そのin vivoにおけるその実態は未だに明らかになっていません。当研究室では、骨格系の幹細胞の起源と異質性を追求し、これらの細胞の維持および分化運命を司る分子制御機構を解明することを目標としたプロジェクトに取り組みます。長期的にはこれら骨格系の幹細胞の骨軟骨疾患との関与を明らかにし、再生医学への応用の可能性を探りたいと考えています。
採用時期:随時
応募資格:骨軟骨に関連する研究に興味がある方で、医師、歯科医師、獣医師あるいは博士号を取得された方。マウスを用いた実験が中心となりますので、その扱いに慣れた方。分子生物学および細胞生物学の基礎知識を必要とします。共焦点顕微鏡、フローサイトメトリーなどの経験がある方を希望しますが、必須ではありません。
赴任地:ミシガン州アナーバー、ミシガン大学歯学部(メディカルキャンパスの中心に位置し、研究環境は非常に良好です)
連絡先:noriono{at}umich.eduまで履歴書と自己紹介文をお送りください。ご質問も承ります。
参考文献:
Vasculature-associated cells expressing nestin in developing bones encompass early cells in the osteoblast and endothelial lineage.
Ono N, Ono W, Mizoguchi T, Nagasawa T, Frenette PS, Kronenberg HM.
Dev Cell. 2014 May 12;29(3):330-9.
Noriaki Ono, DDS, PhD
Assistant Professor
Department of Orthodontics & Pediatric Dentistry
University of Michigan School of Dentistry