2014.05.30

国立がん研究センター 研究所 腫瘍生物学分野 研究員募集

当研究室では、遺伝学、分子生物学、細胞生物学、生化学、基礎医学に関する知識と技術を駆使して、がんの全く新しい予防・診断・治療法開発を目指し研究を行っています。特に、ヒトがんにおいて最も高頻度に異常をきたす、がん抑制遺伝子p53と、その転写調節を受けるp53標的遺伝子の機能解析を、(1)細胞レベルや(2)p53標的遺伝子ノックアウトマウス及び発がんモデルマウスなどの個体レベル、(3)ヒトがん組織検体を用いた臨床がんレベルの、3つのレベルで行っています。これらの研究の成果から、がんの発症及び進展機序を解明し、その成果を応用した革新的ながん予防・診断・治療法の開発に取り組んでいます。

(勤務場所)
国立がん研究センター 研究所 腫瘍生物学分野
〒104-0045 東京都中央区築地5-1-1

(職務内容)
遺伝学、分子生物学、細胞生物学、生化学、基礎医学に関する知識と技術を駆使し、発がん・がん進展機序の解明と、それを応用した新しいがん予防・診断・治療法の開発へ向けての成果を挙げる。具体的には、がんで最も高頻度に異常をきたす、がん抑制遺伝子p53の転写調節を受けるp53標的遺伝子の機能解析を行い、腫瘍抑制機序の解明と、その成果をもとに、革新的ながん予防・診断・治療法開発の基盤となる研究に取り組む。

(募集職種)研究員 (任期付き常勤職員)

(応募資格)
(1)がん研究とその臨床応用に強い関心を持ち、職務内容に意欲的に取り組めること。
(2)遺伝学、分子生物学、細胞生物学、生化学、基礎医学などに関する十分な知識と研究経験を有すること。
(3)がん組織を用いた免疫組織化学染色などの臨床病理学的解析や、臨床検体を用いたゲノム・エピゲノム・プロテオーム解析に関する経験・知識・技能を有していることが望ましい。
(4)医学、薬学、理学、農学または工学系の博士号を有するか、あるいはそれと同等以上の研究実績を有すること。

(雇用期間)採用日から5年間 (更新可)

(勤務時間)勤務日:週5日 (月~金曜日、土日祝日を除く)
勤務時間:週38時間45分

(給与等)当センター職員給与規定により決定

(採用時期)随時

(応募方法)常時説明相談に応じますので、希望者はまず、下記の連絡先までご連絡下さい。(可能な限り、メールにてお問い合わせ下さい。)

連絡先:
〒104-0045 東京都中央区築地5-1-1
国立がん研究センター 研究所 腫瘍生物学分野
荒川博文
E-mail: harakawa@ncc.go.jp

投稿者:中村康之(yanakamu@ncc.go.jp)

2014.05.29

Columbia University (NY, USA) の藤崎研究室 博士研究員(ポスドク)及び大学院生募集

Columbia University (NY, USA) の藤崎研究室では、博士研究員(ポスドク)及び大学院生を募集しています。

当研究室では、stem cell nicheのimmune privilege(免疫特権)を追求すべく、生体マウス内の細胞動態をリアルタイムに可視化する顕微鏡、intravital multiphoton/confocal microscopyを用いて研究を行っています。

幹細胞が存在する微小環境、stem cell nicheは、stem cellの機能を制御する場として研究されてきました。しかし、nicheの免疫学的寄与は未検討のままです。興味深い事に、stem cellを含む組織、精巣や胎盤は、免疫特権部位と呼ばれる強い免疫抑制環境であり、免疫攻撃からstem cellを保護することが知られます。当研究室では、stem cell nicheも、精巣や胎盤同様、免疫特権部位ではないかという仮説を追求しています。nicheに免疫特権がもし存在するならば、それは、1)癌を免疫攻撃から防ぎ、2)幹細胞に対する自己免疫を予防し、3)同種異系幹細胞移植後の拒絶を抑制する、革新的な原理かもしれません。

私は近年、骨髄内のhematopoietic stem cell nicheに免疫特権が存在することを示しました(Fujisaki etc. Nature. 474, 216-219, 2011 )。intravital microscopyを用い、生体マウス内のhematopoietic stem cell nicheに制御性T細胞が集積し、免疫攻撃からstem cellを保護していることを示しました。当研究室では、このhematopoietic stem cell nicheの免疫特権機構の更なる解明を目指します。intravital microscopyを用い、stem cell nicheで制御性T細胞が如何に他の免疫細胞を抑制するか可視化します。nicheの免疫特権の臨床的意義、特に癌免疫、移植免疫との関連を明らかにし、画期的な免疫寛容の解明、革新的な治療開発を追求します。

採用時期:2014年5月より随時

応募資格:ポスドクは、上記の研究に興味のある PhD, MD, MD-PhD 取得者、あるいは着任までに取得見込みの方。分野融合領域の研究、新しい技術の習得に興味のある方、とにかくやる気のある方、歓迎致します。stem cell research、免疫研究、in vivo microscopyの経験は必ずしも問いません。

応募方法:CVを jf2819@cumc.columbia.edu まで送付してください。(日本語可)ご質問などお気軽にご連絡ください。

参考文献: Fujisaki J*, etc. In vivo imaging of Treg cells providing immune privilege to the haematopoietic stem-cell niche. Nature. 474, 216-219, 2011 June.

Joji Fujisaki, MD PhD
Assistant Professor
Division of Hematology and Oncology
Department of Pediatrics
Director of In Vivo Imaging
Columbia Center for Translational Immunology
Columbia University College of Physicians and Surgeons


投稿者:藤崎譲士(jf2819@cumc.columbia.edu)

2014.05.28

Baylor University Medical Centerの Gastrointestinal Cancer Research Labポスドク募集

Baylor University Medical Centerの Gastrointestinal Cancer Research Labでポスドクをしております奥川と申します。現在、自分のボスであるDr.Ajay Goelが、ポスドクを募集しております。当研究室は、消化器癌(特に大腸癌)におけるgenetic, epigeneticな変化を、様々な臨床サンプルを用いて解析し、新規バイオマーカーの確立とそのメカニズムの解明を目指しているところです。日本人もポスドクメンバーに多く在籍しているほか、AACR, DDWなどの学会発表、さらには論文発表を行う機会も多く得られるところです。また米国テキサス州のダラスは米国南部の有数都市で気候も温暖であり、Baylor University Medical Centerはその中心部に位置し、交通の便がよく生活にも便利な場所です。Baylor University Medical Centerに併設されるBaylor Research Instituteでは最新の研究設備が整備されております。詳細は下記をご覧いただき、ご興味のある方はご連絡頂ければと存じます。

Postdoctoral Fellowship: Gastrointestinal Cancer Genetics and Epigenetics
A postdoctoral position is available for immediate recruitment for a highly motivated candidate to join a team of researchers at the Baylor Research Institute and Sammons Cancer Center, Baylor University Medical Center, Dallas, TX, USA. The laboratory headed by Drs. Ajay Goel. Ph.D. and C. Richard Boland, M.D. focuses on understanding the interplay between genetic and epigenetic alterations in gastrointestinal cancers, with particular emphasis on colorectal cancer.

This position involves studies surrounding work in the fast developing field of genetic and epigenetics research. More specifically, the projects will involve;

a) Exploration of the role of DNA methylation, histone modifications and non-coding RNAs (miRNA, LncRNAs, SnoRNAs etc.) in gastrointestinal cancer biology
b) Establishment of innovative methodologies for the development, screening and validation of epigenetic and non-coding RNA biomarkers for the earlier diagnosis, prognosis and prediction of gastrointestinal neoplasia
c) Use of high-throughput microarray and Next Generation sequencing technologies for the identification of DNA methylation and non-coding RNA biomarkers.

An ideal candidate should have a Ph.D. or a M.D. degree with a strong background in biochemistry and molecular biology, and relevant experience in cancer genetics and epigenetics. The candidate with prior hands-on experience in state-of-the-art methods such as Next Generation Sequencing (genomic, RRBS/MeDip and RNASeq etc), array-based methylome/ miRNA/ gene expression analysis, bisulfite pyrosequencing, methylation specific real-time PCRs and microRNA work will be considered an important strength.

Knowledge and experience with various bioinformatic and statistical data analysis tools will be highly preferred. The candidate must possess excellent writing and communication skills, a solid record of peer-reviewed publications, commitment to drive scientific projects, motivation for independent research and ability to deliver on agreed objectives.

The position is available for 2-3 years with the potential for extension. Salary is commensurate with experience. Interested candidates should submit a cover letter, curriculum vitae, a description of their research experience and career goals, along with names of three references via email to:

Ajay Goel, Ph.D
Gastrointestinal Cancer Research Laboratory
Baylor University Medical Center
3500 Gaston Avenue, Suite H-250
Dallas, TX 75246
E-mail: ajay.goel@baylorhealth.edu and

Yoshinaga Okugawa, M.D.
Gastrointestinal Cancer Research Laboratory
Baylor University Medical Center
3500 Gaston Avenue, Suite H-250
Dallas, TX 75246
E-mail: yoshinaga.okugawa@baylorhealth.edu

投稿者:奥川 喜永(yoshinaga.okugawa@baylorhealth.edu)

2014.05.21

滋賀医科大学 生化学・分子生物学講座(分子生理化学部門)准教授募集

滋賀医科大学 生化学・分子生物学講座(分子生理化学部門)では准教授を募集しています
(締切 平成26年 6月10日(火)必着)

国立大学法人滋賀医科大学長
塩 田 浩 平(公印省略)

生化学・分子生物学講座(分子生理化学部門)准教授候補者の公募について(依頼)

時下ますます御清祥のこととお慶び申し上げます。さて、このたび本学では生化学・分子生物学講座(分子生理化学部門)准教授候補者を下記のように公募することとなりました。つきましては、御多忙のところ恐縮に存じますが、候補者の応募または適任者の推薦をお願い申し上げます。

1. 所属講座 生化学・分子生物学講座(分子生理化学部門)
2. 職 名    准教授
生化学・分子生物学の研究領域において優れた業績と能力があり、生化学について講義と実習を担当でき、当該講座の運営と発展に熱意を持って臨まれる人を希望します。
3. 人 数 1名
4. 応募期限 平成26年 6月10日(火)必着
5. 採用予定日 平成26年 10月1日(水)
本学は教員任期制を採用しており、准教授の任期は5年、
再任は2回(最長15年)までとなっております。

6. 提出書類
(1)履歴書 別紙様式 Ⅰ 1通(高等学校卒業以降を記入)
(2)業績目録 別紙様式 Ⅱ 1通 競争的資金の取得状況(代表・分担の別、金額を含む)および特許取得状況を記入。各論文の2012年度版インパクトファクターおよび、応募時点でのサイテーションインデックスによる引用回数を記入すること。(Web of Scienceなどの、検索に用いたサイトを記入して下さい)(4)で提出する別刷には、番号に丸印を付す。
(3)推薦書 別紙様式 Ⅲ 1通(自薦の場合は自薦書を提出願います)
(4)主な原著論文または総説の別刷5編以内(各1部)、及びそれらの要約(各200字以内 A4版、年代の古い順に)
(5)これまでの教育の実績・概要 1000字以内 A4版
(6)これまでの研究の概要および今後の抱負 2000字以内 A4版
上記の(3)と(4)の別刷以外については、電子媒体にもデータを保存し、データ作成に用いたソフト名、氏名を明記してご提出下さい。

7. 提出先
〒520-2192 滋賀県大津市瀬田月輪町
国立大学法人滋賀医科大学長 塩田浩平
  封筒に「生化学・分子生物学講座(分子生理化学部門)准教授 応募書類 在中」と朱書し、簡易書留でお送り下さい。
8. 問い合わせ先 採用後の身分・給与等については次に問い合わせて下さい。
  国立大学法人滋賀医科大学 総務課人事係 (TEL) 077-548-2016,2017 (FAX) 077-543-8659
9. その他
本学は平成23年4月1日より敷地内全面禁煙を実施しています。
  なお、案内および別紙様式は、本学ホームページ (http://www.shiga-med.ac.jp/)からダウンロードできます。

研究室HP http://www.shiga-med.ac.jp/~hqbioch1/index.html

投稿者:縣 保年

2014.05.12

関西医科大学附属生命医学研究所分子遺伝学部門 助教または講師募集

本求人は候補者が決定したため募集を打ち切りました。This advertisement was withdrawn because the position has been filled.

研究分野: 当研究室では分子的解析やイメージング技術を活用して免疫細胞の動態制御を中心に免疫機構の調節とその破たんによる免疫疾患について研究を行っています。技術的には分子生物学・生化学解析、2光子顕微鏡によるリンパ節、胸腺組織内の移動、抗原認識、全反射顕微鏡を用いた免疫シナプスや細胞移動の一分子解析、数理解析などがあります。これらの分野や手法に経験があり意欲ある博士学位取得または取得見込み者を募集します。これらの分野いずれかに経験があれば免疫学的研究の経験は必須ではありません。

参考:J Immunol 191:1188. 2013
   Nat Commun 3:1098. 2012
Immunity 34:24. 2011
Blood 28:115, 2010
EMBO J. 28:1319, 2009
Nat. Immunol. 7:919. 2006
Nat Rev Immunol 5:546. 2005.
CREST 免疫アレルギー領域「接着制御シグナルの破綻と自己免疫疾患」
新学術領域 「動く細胞と秩序」領域
「細胞接着の時空間制御による免 疫動態調節機構」

ホームページ:http://www3.kmu.ac.jp/molgent/index.html

提出書類: 1.履歴書(写真付き)
2.研究業績リスト
3.現在までの研究の概要と抱負
4.推薦者2名の照会先

応募締切: 適任者が見つかり次第締め切り

待遇:   業績に応じて助教または講師として採用(任期制限ありません)

着任:   2014年9月1日以降、なるべく早い時期(応相談)

提出・連絡先:〒573-1010 大阪府枚方市新町2-5-1
関西医科大学附属生命医学研究所分子遺伝学部門 木梨達雄
E-mail. kinashi@takii.kmu.ac.jp


投稿者:木梨達雄(kinashi@takii.kmu.ac.jp)

2014.05.09

テキサス大学医学部ヒューストン校 ポスドク募集

テキサス大学医学部ヒューストン校 ポスドク募集
嗅覚神経回路の生理学的・解剖学的研究

A postdoctoral position is available to study neuronal and network dynamics in the olfactory system, using a combination of electrophysiology, multiphoton microscopy, and neuroanatomy. Our research aims to characterize the structural and functional properties of different types of neurons in the mouse olfactory bulb and higher brain centers, to determine how odor information is processed in cell type specific manner, and to characterize the behavior of neuronal circuits. Current projects focus on spatial and temporal dynamics of neuronal activity in the intra- and inter-glomerular modules. Also see the attached link http://nba.uth.tmc.edu/resources/faculty/members/nagayama.htm
Candidates should hold a PhD, MD or equivalent degree. While experience of study in olfactory research is preferred, we also encourage applications from candidates who have a strong background in neurophysiology or molecular biology. To apply, please send a CV, a short description of interests and relevant expertise, and the names and contact details of three academic referees to shin.nagayama@uth.tmc.edu

Shin Nagayama, Ph.D.
Assistant Professor
Department of Neurobiology & Anatomy
University of Texas Medical School at Houston


投稿者:永山 晋(shin.nagayama@uth.tmc.edu)

2014.05.06

千葉大学大学院医学研究院・代謝生理学 特任助教募集

千葉大学大学院医学研究院・代謝生理学で特任助教を1名募集しています。糖尿病の研究室です。ご興味のある方は是非ご連絡ください。締め切り日は特に設定しておりませんが、適任の方が決まり次第、募集は終了となります。

職名:特任助教1名
内容:糖尿病、肥満症の研究
任期:任期付き(2年ですが、2年後に正規ポスト採用の可能性があります)
研究内容:
遺伝子改変マウスを用いて、インスリン分泌やインスリン作用の研究を行っています。解析には一般的な遺伝子工学の手法が必要ですが、マウス個体レベルの実験も広く行っています。研究内容は研究室ホームページ(http://www.m.chiba-u.ac.jp/class/physiol/index.html)をご参照ください。
募集内容の詳細についても、遠慮なくお問い合わせ下さい。

参考論文
1. Proc. Natl. Acad. Sci. USA 94, 11969-11973, 1997.
2. Proc. Natl. Acad. Sci. USA 95, 10402-10406, 1998.
3. Nat. Cell Biol. 2, 805-811, 2000.
4. Science 292, 1543-1546, 2001.
5. Nat. Neurosci. 5, 507-512, 2002.
6. Nat. Med. 8, 466-472, 2002.
7. Proc. Natl. Acad. Sci. U S A 101, 8313-8318, 2004.
8. Nat. Neurosci. 8, 1742-1751, 2005.
9. Proc. Natl. Acad. Sci. U S A. 104, 15514-15519, 2007.
10. Proc. Natl. Acad. Sci. U S A. 104(49):19333-193338, 2007.
11. Science 325(5940):607-610, 2009.
12. Cell Metab 10:296-308, 2010.
13. Cell Metab 12(2):117-129, 2010.
14. PLoS ONE 12;7 (5):e37048, 2012.
15. J Endocrinol 218(1):25-33., 2013

千葉大学大学院・医学研究院・代謝生理学
三木 隆司
電話 043-226-2029(直通)
電話 043-226-2030(受付)
Fax 043-226-2034
〒260-8670千葉市中央区亥鼻1-8-1
E-mail: tmiki@faculty.chiba-u.jp

投稿者:三木 隆司(tmiki@faculty.chiba-u.jp)

2014.05.05

トーマスジェファーソン大学ポスドク募集

トーマスジェファーソン大学(http://www.jefferson.edu/)
病理学部門(http://www.jefferson.edu/jmc/departments/pathology.html)の研究室(PI: Shigemi Kinoshita)においてポスドクを募集しております。

研究内容
1)細胞因子によるシチジンデアミナーゼの制御機構に関する研究。
DNA変異、RNAの編集に関係するシチジンデアミナーゼは癌、ウイルス感染、免疫系における多様性など多くの生体機能に関与することが知られています。しかし、シチジンデアミナーゼの制御機構はほとんど解明されていません。私達の研究室では、細胞因子によるシチジンデアミナーゼの制御機構に関与する研究を行っています。詳細なシチジンデアミナーゼの制御機構を明らかにするとともに、シチジンデアミナーゼが関与する生体機能のメカニズムを明らかにすることを目指しています。
2)ウイルスの複製機構に関する研究
インフルエンザウイルスやHIV-1の複製機構の解明に取り組んでおります。CyTOFによるウイルス感染後に起こる広範な細胞内の変化の解析、ウイルス複製に対する特異的な阻害剤を作製等、バイオインフォマティクスと細胞分子生物学の手法を組み合わせることでウイルス複製機構を分子レベルで理解し、創薬に繋げることを目指しています。

勤務地:ペンシルバニア州、フィラデルフィア

募集要件
PhD取得者、または取得見込みの方。免疫学、ウイルス学、分子生物学の研究経験のある方を希望します。
アメリカにおいて他研究機関(大学、製薬会社)との共同研究ができる方。
動物実験(特にマウス)、flow cytometryの経験者を優先します。

募集:若干名
募集期間:適任者が決り次第終了します。
着任時期:応談。早い時期の着任を希望します。
応募書類:1) 英文履歴書、2) 研究業績の概要、3) 今後の研究活動に対する抱負、4) 3名の推薦者リストを木下茂美(shigemi.kinoshita@jefferson.edu)まで、e-mailで送ってください。選考終了後、応募書類は責任を持って破棄し、返却は致しません。


投稿者:木下茂美(shigemi.kinoshita@jefferson.edu)

2014.05.04

Memorial Sloan-Kettering Cancer Centerポスドク募集

Memorial Sloan-Kettering Cancer CenterのJames Hsieh Labでは現在数名のポスドクを募集しています。我々のグループはKidney Cancerのメカニズム解析を中心に幅広く研究をおこなっています。
興味のある方は下記の情報をご覧の上、小山敏尚(oyamat@mskcc.org)までご連絡、ご質問ください。

[勤務地]
Memorial Sloan-Kettering Cancer Center
James Hsieh Lab
415 E. 68th St., New York, NY10065
http://www.mskcc.org/research/lab/james-hsieh

[応募方法] 
1) 履歴書、2) 研究業績目録、3) 推薦者3名の連絡先、以上3種の英文の応募書類をoyamat@mskcc.orgまで送付して下さい。

Memorial Sloan Kettering Cancer Center
A post-doctoral position is available for highly motivated candidates with strong background in molecular biology, biochemistry, immunohistochemistry, and mouse genetics to join the MSKCC Translational Kidney Cancer Research Program to study fundamental and translational aspects of kidney cancers. Applicants should hold a PhD degree and have strong laboratory, analytical skills and publication records. Full applications including curriculum vitae and a list of three references should be submitted to: James J. Hsieh, MD PhD, Associate Member, Human Oncology and Pathogenesis Program, Memorial Sloan-Kettering Cancer Center, 417 E. 68th Street, ZRC76, New York, NY 10065. Email: Oyamat@mskcc.org
Memorial Sloan-Kettering Cancer Center is an equal opportunity employer with a strong commitment to enhancing the diversity of its faculty and staff. Women and applicants from diverse racial, ethnic and cultural backgrounds are encouraged to apply.

[参考文献]
1. Liu H et al., Cancer Cell. 2014 Apr 14;25(4):530-42.
2. Voss MH. et al., Clin Cancer Res. 2014 Apr 1;20(7):1955-64
3. Oyama T. et al., Dev Cell. 2013 Oct 28;27(2):188-200.
4. Hakimi AA. et al., Nat Genet. 2013 Aug;45(8):849-50.
5. Takeda S. et al., J Clin Invest. 2013 Jul 1;123(7):3154-65.
6. Hakimi AA. et al., Clin Cancer Res. 2013 Jun 15;19(12):3259-67


投稿者:小山敏尚(oyamat@mskcc.org)

2014.05.03

金沢大学医学部・脳細胞遺伝子学講座助教募集

金沢大学医学部・脳細胞遺伝子学講座では助教を1名募集しています。興味のあるかたはご連絡下さい。なお締切りは設定せず、良い人が決まり次第募集は終了とします。

職名:助教1名
内容:脳神経系の形成メカニズムに関する分子遺伝学的研究
   それに伴う大学院および学部教育
任期:任期付き(5年、再任可)

研究内容:マウスやフェレットを用いた哺乳類の脳神経系の形成制御メカニズムを解析します。特に、視覚系や体性感覚系を主に用いています。詳細は下記のホームページを参照のこと。落ち着いて研究を進めることができるポジションだと思います。

職務内容の詳細や必要書類などはお問い合わせ下さい。また不明な点があればお気軽にご連絡下さい。

Selected References
 Developmental Cell, 27, 32-46, 2013
 Cerebral Cortex, 23, 2204-2212, 2013
 Journal of Neuroscience 30, 3082-3092, 2010
 Journal of Neuroscience 24, 9962-9970, 2004
 PNAS, 99, 1580-1585, 2002
 Neuron, 28, 31-40, 2000

金沢大学医学系・脳細胞遺伝子学
河崎洋志
 https://www.facebook.com/hiroshi.kawasaki.372
 tel: +81-76-265-2363
 e-mail: kawasaki-labo@umin.ac.jp
 http://square.umin.ac.jp/top/kawasaki/

投稿者:河崎洋志(kawasaki-labo@umin.ac.jp)

2014.05.02

Islet Cell Laboratory, Baylor Research Institute (Dallas, TX)ポスドク募集

膵島移植に興味のあるポストドクトラルフェロー募集(米国テキサス州)
Post-doctoral opportunities in Islet Cell Transplantation Research in Texas

Baylor Research Institute at Baylor University Medical Center in Dallas, Texas is seeking highly motivated scientists at post-doctoral fellow level. Baylor is a recognized world leader in islet transplantation research. The team has numerous external grant awards including from the Juvenile Diabetes Research Foundation and the National Institutes of Health. We average some 10 publications per year. We are actively performing,

1.Human allogeneic transplantation to treat type 1 diabetic patients under FDA-supervised research protocols
2.Human autologous islet transplantation to treat Chronic Pancreatitis
3.Human pancreatic islet isolations for research
4.Basic islet research using mouse models and cell lines
5.Extensive applied immunology research for allo and autologous transplantation

Baylor has a state-of-the art cGMP clean room facility to perform human islet isolations and a well equipped research facility. Our center is also actively collaborating with Institute of Biomedical studies at Baylor University for academic appointments / activities.

Ideal candidates will have an Ph.D. with a strong background in cell biology, immunology and a good publication record. Strong problem solving skills, creative thinking and the ability to write grants will be a plus. Financial support for this position is included. Baylor Research Institute will assist the successful applicant in obtaining necessary visa.

The exciting work will be guided by multidisciplinary collaborations with top scientists in transplantation, immunology, autoimmunity, diabetes at Baylor Research Institute.

To apply please send your CV, a brief statement of research interests and contact information for three references.

Contact(English):
Bashoo Naziruddin, PhD.
E-mail : bashoon@baylorhealth.edu or
問い合わせ先(日本語):
瀧田盛仁
E-mail:Morihito.Takita@baylorhealth.edu

PI: Marlon Levy, MD, FACS.

投稿者:瀧田盛仁(morihito.takita@baylorhealth.edu)

2014.05.01

Columbia University College of Physicians and Surgeons 博士研究員、大学院生募集

Columbia University College of Physicians and Surgeons (NY, USA) の藤崎研究室では、博士研究員(ポスドク)及び大学院生を募集しています。

当研究室では、stem cell nicheのimmune privilege(免疫特権)を追求すべく、生体マウス内の細胞動態をリアルタイムに可視化する顕微鏡、intravital multiphoton/confocal microscopyを用いて研究を行っています。

幹細胞が存在する微小環境、stem cell nicheは、stem cellの機能を制御する場として研究されてきました。しかし、nicheの免疫学的寄与は未検討のままです。興味深い事に、stem cellを含む組織、精巣や胎盤は、免疫特権部位と呼ばれる強い免疫抑制環境であり、免疫攻撃からstem cellを保護することが知られます。当研究室では、stem cell nicheも、精巣や胎盤同様、免疫特権部位ではないかという仮説を追求しています。nicheに免疫特権がもし存在するならば、それは、1)癌を免疫攻撃から防ぎ、2)幹細胞に対する自己免疫を予防し、3)同種異系幹細胞移植後の拒絶を抑制する、革新的な原理かもしれません。

私は近年、骨髄内のhematopoietic stem cell nicheに免疫特権が存在することを示しました(Fujisaki etc. Nature. 474, 216-219, 2011 )。intravital microscopyを用い、生体マウス内のhematopoietic stem cell nicheに制御性T細胞が集積し、免疫攻撃からstem cellを保護していることを示しました。当研究室では、このhematopoietic stem cell nicheの免疫特権機構の更なる解明を目指します。intravital microscopyを用い、stem cell nicheで制御性T細胞が如何に他の免疫細胞を抑制するか可視化します。nicheの免疫特権の臨床的意義、特に癌免疫、移植免疫との関連を明らかにし、画期的な免疫寛容の解明、革新的な治療開発を追求します。

採用時期:2014年5月より随時

応募資格:ポスドクは、上記の研究に興味のある PhD, MD, MD-PhD 取得者、あるいは着任までに取得見込みの方。分野融合領域の研究、新しい技術の習得に興味のある方、とにかくやる気のある方、歓迎致します。stem cell research、免疫研究、in vivo microscopyの経験は必ずしも問いません。

応募方法:CVを jf2819@columbia.edu まで送付してください。(日本語可)ご質問などお気軽にご連絡ください。

参考文献: Fujisaki J*, etc. In vivo imaging of Treg cells providing immune privilege to the haematopoietic stem-cell niche. Nature. 474, 216-219, 2011 June.

Joji Fujisaki, MD PhD
Assistant Professor
Division of Hematology and Oncology
Department of Pediatrics
Director of In Vivo Imaging
Columbia Center for Translational Immunology
Columbia University College of Physicians and Surgeons

投稿者:藤崎譲士(jf2819@columbia.edu)

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