University of Nevada School of Medicineポスドク募集
Department of Physiology and Cell Biology
Center for Molecular Medicine
University of Nevada School of Medicine
新たに研究費を取得したため心血管系分野の基礎研究に携わるスタッフを募集いたします。募集するポジションは、
1)ポスドク研究員
2)Visiting Research Scholar
[研究]
当ラボでは、ヒトの大動脈と冠動脈、培養細胞(血管内皮、平滑筋、単球/マクロファージ)およびトランスジェニックマウスを用い、動脈硬化や内膜肥厚といった血管リモデリングの病態を電気生理学的なアプローチから研究しています。特に、細胞の脱分化や活性化(接着、増殖や遊走など)によって引き起こされるKおよびCaチャネルの発現変異、カルシウム動態変化、シグナルなどを解明し新たな治療法に発展させることが主なテーマです(詳細はメールにてお問い合わせください)。
[ラボ環境]
現在当ラボには、Research Assistant Professor1名(ベルギー人)、postdoc2名(日本人と中国人)、Lab tech1名(日本人)、PhD student1名(サウジアラビア人)、学生3名(日本人、アメリカ人およびイギリス人)の計8人が所属しております。 当DepartmentのFacultyも半分以上がアメリカ以外の出身で、非常に国際色豊かなDepartmentおよびLabです。
[居住環境]
ネバダ州リノ市はネバダ州北西部に位置する観光リゾートの街です。カリフォルニアの州都サクラメントまで車で2時間、サンフランシスコまでは3.5時間とカリフォルニア州に近接しているため、他の西海岸の都市と同様にアジア人が多く居住しており、アメリカの他の地域に比べ人種差別的な雰囲気はほとんどありません。またカリフォルニアのように生活コストが高くないため生活には苦労することはないと思います。気候は年300日以上晴れで乾燥しているので快適です。レイクタホ、ヨセミテ国立公園などのシェラネバダ山脈の美しい自然に囲まれ、ハイキング、キャンプ、スキー、釣りなど(好きならカジノ)、家族・友人と余暇を過ごすには事欠かない町です。
[応募資格]
・ MDあるいはPhD(取得見込みも含む)。
・ 電気生理学的実験手法(パッチクランプまたは細胞内カルシウム測定)の経験者。
・ 基本的なMolecular biology、Cell cultureまたはMouse handling/physiology/surgeryの技術を習得している。
[待遇] 給与額は大学の規定を基本に研究歴や意欲により考慮します(例;ポスドク1年目は年4万ドル)。
[期間] 1年毎の更新で、基本的には2~3年以上研究できる見込みの方が望ましいです(Visiting Scholarは短期でも構いません)。
興味がある方は、履歴書(CV)に、応募理由、学歴、研究歴(抄録と論文のリスト)、実験技術、推薦者の有無などをまとめ、Emailにて応募して下さい(日本語可)。
三浦博人
Hiroto Miura, MD, PhD, FAHA
Associate Professor
Email: hmiura@medicine.nevada.edu