2011.11.30

カリフォルニア大学マーセド校 脳神経病理研究室 ポスドクおよび研究助手募集

カリフォルニア大学マーセド校理学部北澤研究室ではポスドクおよび研究助手を若干名募集しています。

研究内容: 細胞、マウスモデルを使った病理基礎研究
アルツハイマー病、前頭側頭型認知症などの発症メカニズムの研究をしています。特に脳の炎症が神経細胞にもたらす病理変化、またはグリア細胞と神経細胞のクロストークによる神経細胞の病理変化などを主に分子、細胞生物学の観点から研究を進めています。また、VCP (valosin-containing protein)の変異による、ERストレス、カルシウムホメオステーシス、炎症への影響、およびそれらの変化がどのように神経細胞死を誘発するのかの研究もおこなっています。

また、当研究室は新しい研究室ですので、研究室立ち上げの補助もしていただきます。

参考論文
Kitazawa, M., Cheng, D., Tsukamoto, M., Koike, M., Wes, P., Vasilevko, V., Cribbs, D. H., and LaFerla, F. M. (2011) Blocking interleukin-1 signaling rescues cognition, attenuates tau pathology and restores neuronal beta-catenin pathway in an Alzheimer's disease model. J. Immunol.

Kitazawa, M., Vasilevko, V., Cribbs, D. H., and LaFerla, F. M. (2009) Immunization with amyloid-beta attenuates inclusion body myositis-like myopathology and motor impairment in a transgenic mouse model. J. Neurosci. 29(19):6132-6141.

Kitazawa, M., Oddo, S., Yamasaki, T. R., Green, K. N., and LaFerla, F. M. (2005) LPS-induced inflammation exacerbates tau pathology by a cdk5-mediated pathway in a transgenic model of Alzheimer’s disease. J. Neurosci. 25(39):8843-8853.

研究環境:
カリフォルニア大学マーセド校(UCM)は2005年に開校した、最も新しいUCです。当研究室は2012年1月から正式に発足します。大学からの研究助成金、および米国国立衛生研究所(NIH)からの研究費により、研究機器、実験設備などは十分に揃います。

生活環境:
大学のあるマーセドはヨセミテ国立公園の麓にある自然豊かな町です。人口は約8万人と小さな町ですが、これから学生数が増えるにつれ、発展していく町です。アパートなどの生活費も安く、サンフランシスコまでは車で2時間半、フレズノまでは1時間ほどの場所に位置しています。気候は年間を通じて温暖です。

応募資格:
ポスドク
MDまたはPhD(取得見込みを含む)
脳神経系またはそれに類する基礎研究の経験者
分子および細胞生物学、クローニング、細胞培養、トランスジェニックマウスを使った実験(脳への手術などを含む)、ウイルスベクターの作成などの基本技術を習得している方
カルシウムイメージング、またはグリア-ニューロンクロストークを研究している、もしくは興味がある方

研究助手
大学学士号以上取得(取得見込みを含む)
上記の基本技術を習得している、もしくは習得できる能力のある方で、上記の研究に興味のある方

待遇:
大学の規定に基づきます(初年度ポスドクは年約4万ドル、助手は年約3万ドル)。各種ベネフィットあり(健康保険等完備)。

赴任時期: 2012年1月(またはそれ以降のなるべく早い時期)

任期: 3-5年(1年契約ですが、長く研究できる方を優先します)

勤務地: カリフォルニア州マーセド

応募書類:
興味がある方は、履歴書に、応募理由、今後の展望、学歴、研究歴(論文のリスト)、実験技術、推薦者(2-3名の名前と連絡先)を簡潔にまとめ、Emailにて応募して下さい(日本語可)。

ご質問、ご不明な点のある方は気軽にご連絡ください。


連絡先
北澤雅史
Masashi Kitazawa, Ph.D.
Assistant Professor
School of Natural Sciences
University of California, Merced
Email: mkitazawa@ucmerced.edu


投稿者:北澤雅史(mkitazawa@ucmerced.edu)

2011.11.27

新潟大学大学院医歯学総合研究科神経生物学・博士研究員募集

神経生物学・博士研究員(Postdoctoral Fellow)若干名 募集
[研究内容] 神経細胞の形態形成・シナプス形成・軸索動態などについて、分子レベル・個体レベルでの解析を行います。正式に保証できる任期は二年間ですが、かなり進行したプロジェクトが複数ありますので、留学前にペーパーを増やしてから行きたい方などに最適です。
[勤務先] 新潟大学大学院医歯学総合研究科 Laboratory of Molecular Neuroimaging
[勤務地] 新潟市中央区旭町通1-757
[応募資格] 博士号取得者、もしくは取得見込みの大学院生
[待遇] 新潟大学の規定に従います(助教程度になることが多いようです)。
[着任時期・任期] 平成24年4月1日。それ以前の着任も可能。任期は原則的には平成26年3月までです。
[選考方法] 応募者は平成24年1月9日までに必要書類を提出のこと。面接の後、1月中旬までに採用者を決定します。
[応募書類] 1)履歴書(写真貼付もしくは添付) 2)業績リスト 3)これまでの研究内容、自己アピールなど(詳しいほど良いです) 4)照会先一名以上の御名前と連絡先 をemailでお送り願います。
[書類送付先・問い合わせ先] 准教授 岸 将史 kishim[atmark]med.niigata-u.ac.jp

投稿者:岸 将史(kishim[atmark]med.niigata-u.ac.jp)

2011.11.24

東邦大学医学部免疫学講座 助教募集

本求人は候補者が決定したため募集を打ち切りました。This advertisement was withdrawn because the position has been filled.

東邦大学医学部免疫学講座では助教(1名)を募集しています。

[東邦大学医学部免疫学講座]
東邦大学医学部免疫学講座は、2010年に近藤元就教授が着任し、新体制になっています。
当講座では、サイトカイン受容体シグナルを中心として、免疫系全般に関心を広く持って研究を行っています。特に、IL-7のリンパ球分化における機能解析、及び、T、Bリンパ球における遺伝子発現制御機構の研究に重点を置いています。詳細は近藤元就教授の過去の発表論文を参照して下さい。

[応募資格]
採用時に博士の学位を有していること。
研究を積極的に行い、将来的には独立した研究者となることを目指している、若手研究者からの応募を希望します。免疫学分野における研究経験のあること、ポスドク経験のあることが望ましいですが、必ずしも必要ではありません。

[待遇]
東邦大学の規定に準じます。

[着任時期]
2012年4月1日から、あるいはそれ以降なるべく早い時期に着任を希望します。

[応募方法]
以下の書類をe-mailの添付ファイルとして送って下さい。
1) 履歴書
2) 業績一覧
なお、書類選考の後、東邦大学において面接及びセミナーをお願いする場合があることをご了承ください。適任者が決まり次第応募は締め切ります。

[応募先]
〒143-8540
東京都大田区大森西5-21-16
東邦大学医学部免疫学講座
近藤元就
e-mail : motonari.kondo@med.toho-u.ac.jp (@を半角にして下さい)


投稿者:田中 ゆり子(yurikota@med.toho-u.ac.jp)

2011.11.16

久留米大学医学部免疫・免疫治療学講座 ポスドク募集

久留米大学医学部免疫・免疫治療学講座ではポスドクを1名募集しています。

研究内容:
がん免疫療法に関する基礎及び臨床研究
(マウスを用いての研究を含む)

久留米大学医学部免疫学講座:
進行がん(前立腺がんや膀胱がんなど)や感染症(C型肝炎など)を対象として、免疫細胞(細胞傷害性T細胞)が認識するペプチドを用いたペプチドワクチン療法の研究を行っています。特に個人の免疫力に合わせてペプチドを選択するテーラーメイド型のワクチンは世界でも類を見ず、多くの患者様及び医学研究者の皆様に注目いただいております。近い将来、私たちの研究成果により多くの癌に苦しむ人々を救えるように日夜研究を進めています。

応募資格:
博士研究員:採用時に博士の学位を有していること。
免疫学・分子生物学の専門知識・技術の経験を有していることが望ましいです。

勤務地:
福岡県久留米市

待遇:
久留米大学規定に準じます。

締切日:
適切な人材が集まり次第、締め切ります。

提出書類:
1. 履歴書
2. 研究業績リスト(原著論文、総説、学会発表、その他)
3. 主な原著論文のコピー
4. これまでの研究の概要
5. 照会可能な2名の方の連絡先

上記書類をemailまたは郵送にてお送り下さい。

*取得した個人情報は採用選考の目的以外には利用しません。また、応募書類は返却いたしませんので、ご了承下さい。

書類選考のうえ、面接実施者に結果をお知らせします。

応募書類送付先:
〒 830-0011
福岡県久留米市旭町67
久留米大学医学部免疫・免疫治療学講座
助教 松枝智子

投稿者:松枝智子(pines@med.kurume-u.ac.jp)

2011.11.15

The Ohio State University Postdoc募集

The Nakano lab at the Ohio State University, Department of Neurosurgery is looking for an outstanding postdoctoral fellow starting from Spring in 2012.
We are seeking a motivated, creative postdoctoral fellow to characterize Signaling Pathways in Cancer Stem Cells in Glioma. Candidates are expected to work closely with the other lab members and coordinate with a number of ongoing/newly-developed collaborations with other labs.

The candidate must have a Ph.D. in a relevant field with strong first-author paper(s) and within five years or less of postdoctoral experience. Applicants should have excellent communication skills in English, and ability to conduct research independently. The ideal candidate would have experience in molecular biology, DNA and RNA isolation, quantitative RT-PCR, Western blotting, RNA interference, establishing and using transient and stable cell clones, performing small animal surgeries, and ability to implement a variety of assays as needed.

Our lab started at OSU in Sep, 2009, and geared up the publication speed in 2011 (Neuro Oncol. 2011 Jun;13(6); Mol Cancer Ther. 2011 Oct;10(10); PLoS One. 2011;6(9):e24217; J Vis Exp. 2011 Jul 29;(53).; J Neurosurg. 2011 Mar;114(3)). Several more are coming soon as in Press and in Revised state. Thus, this position would be suitable for those who seek for independent investigator positions in academia in the next 3-4 years. Salary is commensurate with experience and accomplishments. Additional information regarding the ongoing projects in my lab can be found at: http://neurosurgery.osu.edu/research/braintumors/projects/index.cfm. The current funding support to my lab is found at: http://neurosurgery.osu.edu/research/braintumors/grantsandsupport/index.cfm.

To apply, please send your CV with bibliography, description of research experience and contact information for three references to:

Ichiro.Nakano@osumc.edu

Associate Professor,
Clinical Investigator,
Director for Neural Cancer Stem Cell Program,
Department of Neurosurgery,
The Ohio State University

投稿者:中野伊知郎(Ichiro.Nakano@osumc.edu)

2011.11.14

ポスドク募集 (Stem Cell Institute, University of Minnesota Medical School)

ミネソタ大学・幹細胞研究所ではポスドクを1-2名募集しています

研究内容: 骨格筋の幹細胞の分子・発生生物学、骨格筋幹細胞・iPS細胞を用いた筋ジストロフィーの治療への応用 (Proc Natl Acad Sci U S A. 104:16552-16557, 2007, J. Cell. Biol. 191:347-365. 2010, Hum. Mol. Genet. 19:4145-4159. 2010, Stem Cells. 29:505-516. 2011)。詳細は、ホームページ参照:http://www.stemcell.umn.edu/faculty/Asakura/home.html

研究環境: ミネソタ大学・幹細胞研究所は、幹細胞・再生医学の研究を目的として2000年に設立され, 現在Jonathan Slack (Director)を中心に、発生・再生・幹細胞の研究を、ヒト・マウス・ゼブラフィッシュ・ゼノパスなどの系を用いて行っています。当研究室は筋ジストロフィーセンターにも所属しており、筋ジストロフィーに対する幹細胞を用いた治療法の開発研究も行っています。ミネソタ大学のあるミネアポリス市は、全米でも治安が良く住みやすい都市の上位に常にランクされています。

応募資格: 分子生物学、生化学、細胞生物学の経験のある、幹細胞研究に興味のある博士取得(見込み)の研究者

勤務地:米国ミネソタ州ミネアポリス

就任時期:直ちに採用可能

待遇:ミネソタ大学規定に準拠(健康保険等完備)

提出書類: (1) 履歴書(書式自由)、(2) 研究業績リスト、(3) これまでの研究の概略、(4) 2人の推薦者の連絡先
上記の書類をasakura@umn.edu(日本語可)までお送りください。

連絡先: 朝倉淳
Atsushi Asakura, PhD (Assistant Professor)
Stem Cell Institute
Paul & Sheila Wellstone Muscular Dystrophy Center
Department of Neurology
University of Minnesota Medical School
2001 6th Street SE
Minneapolis, MN 55455
Tel: 612-624-7108
Fax: 612-624-2436
E-mail: asakura@umn.edu
http://www.stemcell.umn.edu/faculty/Asakura/home.html


投稿者:朝倉淳(asakura@umn.edu)

2011.11.09

独立行政法人国立長寿医療研究センター 流動研究員募集

独立行政法人国立長寿医療研究センター 歯科口腔先進医療開発センター 再生歯科医療研究部(部長、中島美砂子) 流動研究員募集
研究内容:当研究室は,2008年12月にスーパー特区に採択され、象牙質・歯髄再生研究を行ってきました。来年には歯髄再生医療の臨床研究を予定しています。チャレンジ精神が旺盛で、モチベーションの高い研究員を募集します。幹細胞研究に精通している方を希望しますが、この限りではありません。
募集人数:流動研究員 (ポスドク) 1名
応募資格:博士号取得者または着任までに取得見込みの方。
待  遇:年度契約の任期制職員で,評価により更新可能 (3年を限度とする).給与、手取り約25-27万円/月,社会保険の適用有り.その他,当研究所規程による.
応募方法:①履歴書 (写真付),②研究業績一覧,③主要論文別刷3部,④推薦者2名の連絡先 (推薦者数については応相談),⑤これまでの研究内容の概要と今後の抱負(A4 3枚以内),⑥自己PR (A4 1枚以内),以上の書類をE-mailまたは郵送にてお送り下さい.提出していただいた書類は、(独) 国立長寿医療研究センター個人情報保護規程に則り厳重に管理し、採用審査の用途に限り使用されます。
締 切 日:適切な人材が集まり次第,締め切ります.
選考方法:書類選考後,面接を行ないます.
着任時期:応相談
書類送付・問合せ先:中島美砂子 E-mail:misako@ncgg.go.jp(お気軽にお問い合わせ下さい)
〒474-8511愛知県大府市森岡町源吾35国立長寿医療研究センター歯科口腔先進医療開発センター再生歯科医療研究部 


投稿者:中村博幸(hnak@me.com)

2011.11.01

The University of Texas Southwestern Medical Centerポスドク募集

Department of Biochemistry,
The University of Texas Southwestern Medical Center

私はテキサス大学サウスウエスタン医学センター分子生物学部の柳沢と申します。
この度、私の共同研究者のDr. Hamid Mirzaei がポスドク研究員を募集しております。Dr. Mirzaei は高い分析能と検出度をもつSelected Reaction Monitoring (SRM)法を用いたMass Spectrometryを開発してきました。本年度にCPRIT (Cancer Prevention Research Institute of Texas) 研究員に選ばれ、本学の生化学教室に研究室を立ち上げることになりました。今回募集のプロジェクトは、この最新のシステムを用いて、癌細胞に特異的なubiquitinome および ubiquitin-like proteomeを解析するものです。

サウスウエスタン医学センターはテキサス州ダラス市にあり、5人のノーベル賞受賞者、17人の全米科学アカデミー会員を教官 に持ち、研究環境・研究費ともに全米有数の研究機関です。ポスドク研究員はPostdoctoral Association を通して、Annual Research Symposium 、Grant writing training class などに参加することができます。

採用人数:1名

採用期間:できるだけ早い着任を希望します。最初の契約は1年ですが、審査に基づき4-5年間の任期が可能です。
能力に応じて、将来の独立に向けての研究費を獲得することもできます。
給与:テキサス大学の給与体系にもとづき決定いたします。

応募資格:生物・医学・理学分野にて博士号取得・もしくは取得見込みの方で、意欲のある方。分子生物学的手法を習得し、 2次元電気泳動の経験を持つ方を探しています。Mass Spectrometryの経験は必須ではありませんが、望ましいです。

応募書類:CV、業績サマリーと今後の抱負(2ページ以内)、3-4名の推薦者と 連絡先を下記までお送り下さい。

Dr. Hamid Mirzaei
Assistant Professor of Biochemistry
Director of Proteomics Core Facility
CPRIT Cancer Research Scholar
Department of Biochemistry
T. Boone Pickens Biomedical Building
6001 Forest Park Road, Room ND6.214B
Dallas, TX 75390-9050
Email: Hamid.Mirzaei@UTSouthwestern.edu
Website: http://www4.utsouthwestern.edu/mirzaeilab/index.html

References:
Characterizing the connectivity of poly-ubiquitin chains by selected reaction monitoring mass spectrometry.
Mirzaei H, Rogers RS, Grimes B, Eng J, Aderem A, Aebersold R, Molecular bioSystems, 2010 Oct 10 (6) 1742-2051

Halogenated peptides as internal standards (H-PINS): introduction of an MS-based internal standard set for liquid chromatography-mass spectrometry.
Mirzaei H, Brusniak MY, Mueller LN, Letarte S, Watts JD, Aebersold R, Molecular & cellular proteomics : MCP, 2009 Aug 8 (8) 1535-9484

Identification of oxidized proteins in rat plasma using avidin chromatography and tandem mass spectrometry.
Mirzaei H, Baena B, Barbas C, Regnier F, Proteomics, 2008 Apr 7 (8) 1615-9861

柳沢まで日本語でお問い合わせくださっても結構です。
Hiromi Yanagisawa, M.D., Ph.D.

(email) hiromi.yanagisawa@utsouthwestern.edu

投稿者:柳沢裕美(hiromi.yanagisawa@utsouthwestern.edu)

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