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ベイラー医科大学 ポスドク、実験助手募集

ベイラー医科大学 (Baylor College of Medicine)において私たちの研究に参加していただける方を募集します。当研究室は2011年11月より開始する予定でおります。

Nakada Labでは、幹細胞の自己複製を制御するメカニズムの解明を目指して研究を行います。モデルとしては、高純度に幹細胞を分離でき、機能的なアッセイが整っているマウス造血幹細胞(Hematopoietic stem cells, HSCs)を主に使います。私たちは最近、がん抑制遺伝子LKB1が造血幹細胞のエネルギー代謝と染色体安定性を制御することを見いだしました。新しいラボではLKB1がどのようにエネルギー代謝と染色体安定性を制御しているのか、これらの異常が細胞のがん化にどのように影響するか、という二点を当面の目標とします。また新しく立ち上げるプロジェクトとして、造血幹細胞と白血病細胞において興味深い発現パターンを示しているいくつかの遺伝子の機能解析を予定しています 。

ベイラー医科大学はテキサス州ヒューストン(Houston, Texas) にあるTexas Medical Centerの中枢を担う研究施設です。MD Anderson Cancer Center, Methodist Hospital Research Instituteは歩いてセミナーを聞きにいくほどの距離にあります。最近では何名もの著名研究者がヒューストンの各研究施設にリクルートされ、サイエンスの環境はさらに充実していくと思います。

ヒューストンには様々な人種が住んでおり、非常に寛容的です。日本人駐在員、研究者の方も多く,日常生活も過ごしやすい町です。子供さんがおられる方には、市内に日本語補習校もあります。生活のセットアップは全面的にお手伝いします。

採用時期:2011年11月から 

任期:2 年 ~
応募人数:ポストドクトラルフェロー 1-2名 (大学院生の方も興味がお有りでしたらご連絡ください)、 または技術補佐研究員 1-2名


待遇:米国NIHおよびBaylor College of Medicineの規定による。ビザのサポートも致します。
応募資格: 分子生物学や生化学の研究経験を持つ方を希望します。
応募書類: CVとこれまでの研究の概要と本研究への興味、推薦者2名以上の連絡先。興味がおありでしたら気楽にご連絡ください。
最近の論文:
1. Nakada D, Saunders TL, Morrison SJ. Nature 2010 468;653
2. Lee JY*, Nakada D*, Yilmaz OY, Tothova Z, Joseph NM, Lim MS, Gilliland DG, Morrison SJ. Cell Stem Cell 2010 7;593
3. Nakada D, Levi BP, Morrison SJ. Neuron. 2011 70;703
4. He S*, Nakada D*, Morrison SJ. Mechanisms of stem cell self-renewal. Annu Rev Cell Dev Biol. 2009 25;377 (*These authors contributed equally.)

送付先:
Daisuke Nakada, Ph.D.
nakada@bcm.edu
TEL: 734-615-8765

Posted by Daisuke Nakada(nakada@bcm.edu)

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