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内閣府最先端研究開発支援プログラム 柳沢プロジェクト 研究員・ポスドク募集

内閣府最先端研究開発支援プログラム 柳沢プロジェクト(分子行動科学センター)

筑波大学に本拠地をかまえる内閣府最先端研究開発支援プログラム/柳沢プロジェクトが2010年(平成22年)4月よりスタートします。当プロジェクトのメインテーマは高次精神機能活動の分子基盤解明とその制御法の開発です。

睡眠/覚醒、摂食、情動行動等の高次精神活動は、非常に複雑な制御システムにより調節されており、物質レベルに還元するのが困難な課題でした。私達による新規神経ペプチド「オレキシン」の同定と、睡眠/覚醒のスイッチングがこの単一の神経伝達物質によって大きく制御されているという洞察は、この分野のこれまでの常識を覆す画期的な発見でした。本研究は、睡眠/覚醒、エネルギー代謝やストレス・感情の制御などの高次中枢機能の制御メカニズムを、脳内リガンドとその受容体の機能解析やマウスにおけるフォワード・ジェネティクスから明らかにするとともに、それらの知見を応用して創薬を目指した研究を展開し、高次精神活動の制御法開発基盤を確立することを目標としています。高次精神機能の解明に情熱を傾けられる意欲的な研究者を募集します。

研究内容: マウスの脳波測定・行動解析などの生理学的解析に加えて、高度な遺伝学的/分子薬理学的手法など種々の手段を駆使することにより、睡眠・覚醒の調節を始めとしてさまざまな高次精神活動の制御メカニズムの解明に挑戦して行きます。

募集対象:研究員、ポスドク

応募資格:博士号取得者(見込み可)。生化学・分子生物学あるいは生理学実験の経験。またマウスでの脳波測定のような in vivo 生理学実験の経験のある方あるいは興味のある方が望ましい。

待遇:大学が定める規則(国立大学法人筑波大学契約職員就業規則)により、業績及び能力を考慮して決定します。

採用時期:2010年(平成22年)5月1日またはそれ以降

任期:4年。2014年3月まで。(1年ごとに更新あり)

応募書類:履歴書、発表論文リスト、主要論文の別刷りまたはコピー、研究歴および今後の抱負、ならびに推薦状を書いて下さる方のお名前(二名)を下記の連絡先までお願いします。

応募締切:平成22年4月1日(木)(必着)

問い合わせ先:
〒305-8577
茨城県つくば市天王台1丁目1-1 
筑波大学研究推進部研究企画課
最先端研究開発支援プログラム 柳沢正史プロジェクト
tel: 029-853-8080
e-mail: firstprogram@un.tsukuba.ac.jp

投稿者:筑波大学最先端研究開発支援プログラム 柳沢正史プロジェクト(firstprogram@un.tsukuba.ac.jp)

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