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GCOE 国際リサーチフェロー (International Research Fellow Position)募集

理論生物学
2009年4月1日より奈良先端科学技術大学大学(NAIST)のバイオサイエンス研究科において新たな講座「生体機能制御学」(教授: Thomas N. Sato, Ph.D.)が発足します。 Thomas N. Sato教授は現在コーネル大学医学部の教授で過去24年以上にわたりアメリカの大学・研究機関において特に血管・心臓の形成、機能、病態の分野で活躍(下記文献参照)されており、今回4月1日よりNAISTにて国際色豊な融合分野研究グループを立ち上げます。それに伴い、この講座では理論生物学の分野でGCOE国際リサーチフェローを 一人募集しております。 任期は2012年3月までです。GCOE国際リサーチフェローは2年以上のポスドク経験のある外国人、あるいは海外で2年以上のポスドク経験のある日本人の研究者の方々が対象で、上記講座において他の実験研究者、学生と共同研究を進めながら独立した理論生物学の研究を展開 できるポジションです。

対象プロジェクトは「発生、臓器形成、病態異常、老化における、分子、細胞、個体レベルでの”揺らぎ” 又その緩衝機構を実験データーに基づいて理論的に解析する」です。 生物物理、化学、物理化学、物理、工学、数学、コンピューターサイエンスなどの定量学的分野での経験・実績のある研究者の方々が対象です。

興味のある方は下記までE-メールでCV と Brief description of research experience and interest を送ってください。 応募は英語、日本語どちらでも可です。

Thomas N. Sato, Ph.D.
生体機能制御学講座
Division of Biodynamics and Integrative Biology
Graduate School of Biological Sciences
Nara Institute of Science and Technology (NAIST)
E-Mail: island1005@aol.com

参考文献:
[1] Kobayashi, K. et. al., Nature Cell Biol., 11, 46-55, 2009
[2] Wu, M., and Sato, T.N., PLoS ONE, 3, e4045, 2008.
[3] Visconti, R.P., et. al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 99, 8219-8224, 2002
[4] Loughna, S., and Sato, T.N., Molecular Cell, 7, 233-239, 2001.
[5] Thurston, G., et. al., Science, 286, 2511-2514, 1999.
[6] Suri, C., et. al., Science, 282, 468-471, 1998.
[7] Maisonpierre, P.C., et. al., Science, 277, 55-60, 1998.
[8] Schlaeger, T.M., et. al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 94, 3058-3063, 1997.
[9] Suri, C., et. al., Cell, 87, 1171-1181, 1996.
[10] Sato, T.N., et. al., Nature, 376, 70-74, 1995.

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