Wuerzburg大学、Max-Planck Institute for Neurobiology 大学院生募集
ドイツにおける博士課程の大学院生を以下の要領で募集しています。
私たちのグループでは、ショウジョウバエの連合学習をモデルとして、その神経基盤の解明を目標としています。個々の行動を司る神経細胞を同定することにより、比較的単純な脳における神経回路の成り立ち・機能の理解を目指します(http://genetics.biozentrum.uni-wuerzburg.de/home/hiromut/ )。
行動、(昆虫の)解剖学・電気生理などの経験者はもちろんですが、行動解析装置の開発や画像解析などが必要になるため、他分野(工学部・インフォマティクス・物理学科など)からの応募も積極的に考慮します。興味はあっても、海外での学位には不明な点も多いと思いますので、(仕事以外でも)質問があれば、お尋ねください。
採用人数:若干名(急ぎではないのでプロジェクトとの兼ね合いを見て適宜採用します)
応募資格:修士の学位取得者
開始時期:適宜・応相談(ドイツの博士課程は一定の「入学時期」はありませんが、手持ちのグラントの関係もあり、今回の募集では一年以内に始められる人を対象にします)
給与:DFGの規定による(BAT IIa/2: 月額1700ユーロ程度[税込])
応募・選考方法:私宛にメールで連絡をください。メールに五行以内(日本語なら200字以内)で今までの研究を要約してください。その後履歴書などの書類を追加で送っていただく事になるかもしれませんが、詳細はこちらから個人的に連絡をします。
*所属はWuerzburg大学、またはMax-Planck Institute for Neurobiology。来年中にヴュルツブルグよりミュンヘンに引越しを予定していますので、所属は開始時期により異なりますが、給料、待遇などに大きな差は無いと思います。
*学費は無料です。
*こちらでの具体的なテーマは個別に話をして決めます。より詳細なプロジェクトに関しては追って説明します。
*メンバーの大半がドイツ人ですが(僕と大学院生一人は日本人)、さしあたりドイツ語は必要ありません。こちらに来てから始める事をお奨めしますが。
*博士の学位は平均的に3-4年程度で取っているようなので日本と変わりません。
*今回は条件が合わないけれども、来年なら現実的に興味があるという方はその旨ご連絡ください。
谷本拓
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Hiromu Tanimoto, Ph.D.
Lehrstuhl fuer Genetik und Neurobiologie, Universitat Wuerzburg
Am Hubland (Biozentrum), D-97074 Wuerzburg, Germany
tel: (49)-(0)931-888-4469; fax: -4452
http://genetics.biozentrum.uni-wuerzburg.de/home/hiromut/